西野亮廣のエンタメsalon

西野亮廣エンタメ研究所の過去記事を中心にアップしてます

2021年11月29日のエンタメ研究所の過去記事

11月29日(月) ※11月31日以降は『いいね』を押さないでください。
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更新が遅くなってごめんなさい。
耳鼻科の先生から「鼻の中のカサブタが気になっても、取ろうとしちゃダメですよ」と言われたので、「でも、先生。そのカサブタに鼻水が付いて、巨大化し、鼻の穴を塞ぐほどのカサブタ鼻クソに育ったら、どうするんですか?」と質問したところ、「その時は諦めてください」という謎のアドバイスをいただいたキングコング西野です。
さて。
今日は『どっこい今日も生きている』という話をしたいと思います。
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▼ 代表作ができた
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昨日、ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』の幕が閉じました。
病人・怪我を出すことなく完走することができてホッと一安心したところ、ドンッと疲れがやってきました。
どうやら、自分が思っていた以上に、いろいろと張りつめていたようです。
今日のVoicy(https://voicy.jp/channel/941/242298
)でも喋りましたが、苦労の一切を帳消ししてくれる出来で、世界のどこに出しても恥ずかしくない作品が生まれました。
不毛な口論があったかもしれないし、
コミュニケーション不足で誤解を生んだこともあったかもしれないし、
その他にも、様々な寄り道をしたかもしれませんが、
ステージの上での圧倒的なパフォーマンスや、
それを支えるスタッフワーク、
そして、
カーテンコールで鳴り止まない拍手が全てで、やはりプロフェッショナルの仕事は結果のみで語られるべきなんだと思います。
ちょっと、思い出話をします。
ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』は、僕発信の企画ではありません。
いつものようにサロン記事を投稿をしていたら、コメント欄に突然、「『えんとつ町のプペル』のミュージカルを作って、世界に仕掛けたいです!」という怪しすぎるコメントが入ってきたんです。
その人が、後のファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』アシスタントプロデューサーの小野功司さん。
コメントが来たのは、たしか2年前ぐらいだったと思います。
コメント欄から唾が飛んでくるような文章で、「暑苦しい人だなぁ」と思ったのですが、僕は暑苦しい人が嫌いじゃないので、「とりあえず呑みに行きませんか?」とナンパをして、五反田の酒場に行きました。
お会いしてみると、想像のナナメ上をいく暑苦しさで、なんか声のボリュームはバグっているし(※四人席なのに腹から声を出すタイプ)、瞳孔が開きまくってるし、なんかテンパってる。
ただ、たしかな熱量はあって、
悪く言うと熱量しかない(笑)
大きく失敗する人って、こういう人だと思いましたが、一方で、大きく成功する人もこういう人です。
小野さんは「プペルのミュージカル化」を、人生のラストチャンスのように捉えておられて、その本気汁が、あらゆるところから溢れていたので、面白半分で承諾しました。
ちょうど、エッフェル塔の個展を終えてチョーシに乗っている瀬戸(※CHIMNEYTOWN USA代表作)が空いていたので、「この企画、ゴリッと獲りにいけよ」と、そそのかしてみました。
そのあと二人で話し合ったそうで、小野さんがアシスタントプロデューサーとなり、瀬戸がプロデューサーとしてスタートしました。
当初は、最初からアメリカ(オフオフブロードウェイ)での公演を企画していたのですが(※劇場も押さえていた)、コロナが襲来。
進めていた企画が全て白紙になります。
しかしながら、脚本も楽曲もできていたので、「せっかくだし、オンライン公演をやろう!」という話で盛り上がったみたいで、オンライン公演を実施。
その出来がヒドイのなんの(笑)
この出来で「オンライン公演成功!ウェーイ!」とかやっちゃったら、小野さんと瀬戸の信用をゴッソリ失っちゃう(クリエイターとしては再起不能になる)と思ったので、皆さんが見ている前で「クソすぎる」「0点」という雷を落としました。
オンライン公演終わりに「このチーム編成だと、きっと上手くいかない」という話し合いがおこなわれたらしく、ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』の初期チームは開催。
一時は、小野さんと瀬戸の二人になりました。
「気がつきゃ船底、穴ボコだらけ。漕ぐ手を止めると沈んでしまう、浮くのがやっとのオンボロ船。ずいぶん前から進んじゃいない」とは、まさにファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』のカンパニーのことで、とにもかくにも、やることなすこと、上手くいっていませんでした。
素人プロデューサーが二人で関係者のところに行き、「来年、ミュージカルを作りたいんです。力を貸してください」と頭を下げたところで、当然、門前払い。
去年の12月の段階で、まだ演出家が決まっていませんでした。
そして、「そろそろヤバイかな?」と思っていた時に、「西野さんが演出をやってください」とお願いされました。
あの時の気持ちはもう思い出せませんが、でも、きっと「ここで僕が断ったら、もうこのチームは終わる」と考えたと思います。
それぐらい切羽詰まっていたので。
ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』の客席には、立川志の輔師匠や、戸田恵子さんや、萬田久子さんや、鈴木おさむさんや、市川海老蔵さんなど、各界のスターが連日お見えになられていて、「本当に素晴らしいっ!感動した!!キミ達はなんてものを作ったんだ!!」と、興奮気味に感想を残してくださいました。
「プロの仕事は結果が全て」とは言いましたが、あの、夢と感動と多幸感に溢れたエンターテイメントの裏では、
何度も躓いて、振り出しに戻って、仲間を失って、それでもめげずに頭を下げ続けた小野さんと瀬戸の姿があったことを、
そして、
山のものとも海のものとも分からない(連戦連敗の)素人プロデューサーの味方になることを選んで、共に頭を下げ続け、共に門前払いを食らい続けたプロダクションマネージャーのアカネさんと、演出助手のMOEKOさんの姿があったことを、覚えておいて欲しいなぁと思います。
彼らの活動からは、いつもこんなメッセージが聞こえてきます。
「今日、仕事が上手くいかなかったからって、それが何なんだよ。
たったの一回だろ?
こちとらウン百回上手くいってないけど、それでも、しぶとく生きてるぞ」
いいチームだな。
彼らが、しぶとく生きたこの2年間が、誰かの励みになりますように。
ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』を応援してくださったサロンメンバーの皆様、本当にどうもありがとうございました。
また、どこかでお会いしましょう。
次は歌舞伎だ。
やるぞ。
 
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2021年11月28日のエンタメ研究所の過去記事

おはようございます。
日曜日の今日は仕事のゴリゴリした話はお休みして、僕が今、ボンヤリと考えていることをお話ししたいと思います。

センシティブな話なので、今日の記事は一年後も公開しないでください。
#本来
#一年前の記事は表に出しちゃっていいんだよ

 

 

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今の歌舞伎業界で「全日完売」は本当に本当に高いハードルなのですが、やります。

手売りでも何でもやってやります。

もし良かったら、皆さんの力を貸してください。

ちなみに、今日のミュージカルに来られる方で、「手売りチケット買う!」という方、いらっしゃいますか?

いたら、コメントください。

終演後に劇場の一階に降りて、そこで手売りします。
#目の前でスマホで購入いただいて
#購入画面を見せてくだされば
#ツーショット写真を撮ります
#握手とかはできませんゴメンナサイ

僕、「やる」と決めたら本気でやるからね!!

日曜なのに暑苦しい内容でごめんなさい。
来年のお正月は新橋演舞場でお待ちしております。

それでは、素敵な日曜日を!

西野亮廣(キングコング)

 

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2021年11月27日のエンタメ研究所の過去記事

おはようございます。
ヒルのボートに乗ってしまうと、乗った本人はアヒル感を感じられない上に、アヒルの後頭部が邪魔で視界が悪くなることが分かったキングコング西野です。
#さては最近アヒルのボートに乗っただろ

さて。
今日は『時代の掴み方』というテーマでお話ししたいと思います。
 

※今日の記事は個人名が入っているので、一年後も公開しないでください。

 

冬をどう越すか?

たしか以前、けんすうサンのサロン(https://salon.jp/alu)でも言及されていたと思うのですが、僕のまわりのイケてる経営者(インフルエンサー)が口を揃えて言うことがあります。

それが、

「何が当たるかは分かる。だけど、いつ当たるかが分からない」

です。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

ビジネスマン的な視点から言うと、「脱成長」を掲げる人間に、「成長」を買っている資本家(大人のオジサン達を含む)がお金を出すはずがなく、この一年半でシンプルにチャンスを逃したと思います。

もっとエグいことを言うと、「脱成長ウェーイ」をやっちゃった人のまわりには、「脱成長コミュニティー」が出来上がってしまっているので、「やっぱり、俺、頑張るわ」とハンドルを切ったときに、仲間内から裏切り者のように扱われて、強烈に足を引っ張られるでしょう。

こればっかりは因果応報というか、自分で作った環境なので仕方ありません。

黒西野的に言うと「論破を目的としたバカと仕事をするヤツがどこの世界にいるんだよ」です。
生産の現場に「論破」は必要ありません。

まもなく、「行動しろ!」という強い言葉が求められるんだろうなぁと思います。
ただ、この一年半近くは、そのような強い言葉は求められません(流行りません)でした。

「頑張っても無駄」を、コロナが量産したからです。

じゃあ、時代に合わせて「行動しろ!」→「頑張っても無駄じゃん」→「行動しろ」と意見をコロコロ変えればいいのかというと、たぶん、そんなことはなくて、やっぱり、ずっとその場にいた人(ずっとそのメッセージを唱え続けていた人)のメッセージしか刺さりません。

もちろん、時代に合わせて軽めのチューニングは必要ですが、大元のスタンスを変えてしまうと、ただ流行りを追っているヤツで、何者にもなれません。

「その場にいる」ということが、すごく重要で、自分に風が吹いていない時(時計の針が合っていない時)は、「仕込みをしておく」が一番良いのかなぁと思います。

『映画 えんとつ町のプペル』をヒットさせた後、あの勢いのまま僕が発信を続けていたら、きっとロクでもないことになっていただろうなぁと今になって思います。
#すぐにアトリエに籠って歌舞伎やミュージカルの制作に入ってよかった

僕が声のボリュームを上げるのは、もうちょっと後だろうなぁと思っています。

そんな感じで、きっと(この先)皆さんの活動にも「売り出すのは今じゃない」はあって、その時期の過ごし方としては、流行りに合わせてスタンスを変えるのではなくて、生活が続けられる程度に売りつつ、「仕込みにあてる」が良いんじゃないかなぁと思うオイラです。
#そんでもって時期がきたら声をあげる

現場からは以上でーす。

 

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2021年11月26日のエンタメ研究所の過去記事

おはようございます。
最近、目上の人に、ついついタメグチで喋ってしまうキングコング西野こと「ハーフタレント」です。
#尊敬しているし
#メチャクチャ大好きなのに
#タメグチになっちゃう

 

新しいモノを作るニッポン
 
さて。
今日は『世界と戦えない日本人の道徳観』というテーマでお話ししたいと思います。

日本の建築とヨーロッパ(から影響された諸外国)の建築を比べた時に、やっぱり一番最初に目につくのは『素材』だと思います。

日本は『木』で、ヨーロッパは『石』です。

違いが生まれた理由は調べれば調べるほど、諸説ありすぎて(地震とか台風とか暑さとか寒さとか宗教などなど)、どれが本当か分からないのですが、たぶん、どれもチョットずつ関係していると思います。

次に住宅の「使い方」の違いについて、お話しします。

日本は、やっぱり建て替えマンセーの国で、基本的には『新築』が最も資産価値が高いですが、多くの国の住宅は「手入れをしながら、長く使っていく」を是としていて、『新築』よりも『築50年』の住宅の方が高かったりします。

「50年持ったということは、100年持つんじゃないの?」といった感じで、経過した時間が信用になる考え方です。

このへんの考え方が日本人と諸外国の道徳観の基礎になっているような気はしていて、日本ってやっぱり「新しいもの(新ネタ)」が正義なんですね。

僕の友人には、舞台を作っている友人がたくさんいるのですが、彼らが(あくまで国内で)評価される時って、新ネタを発表した時なんです。

ファンは「次は、どんなネタで楽しませてくれるんだろう?」と目をランランさせます。

ただ、(こと舞台業界においては)新ネタを発表し続けた先に待っている展開としては、「同じファンに届け続けて、そこから拡がっていかない」です。

新ネタを作ることと、新規ファンの獲得が繋がっていないんですね。

一方、ブロードウェイの舞台の作り方は、どんな感じになっているかというと……

「最近話題の作品」みたいな感じで出てきた舞台をよくよく調べてみると、もう何年も前からプレ公演的なものを重ねて重ねて、少しずつ少しずつアップデートを繰り返していたりします。

「新作ヅラ」していますが、全然新作じゃないんです(笑)

皆さんが聞いたことがあるような有名作品でも、いまだにアップデートが繰り返されていて、「エンタメが増えて、お客さんの時間の価値が高くなっちゃっている中、さすがに2時間半の舞台はつらいよね。よし!30分ぐらい短くしよう!」みたいな大工事がおこなわれています。

日本でこれをやると、「いつまで、同じネタをしがんでいるんだ」という批判が起きます。

その結果、アップデートをしない日本作品と、アップデートを繰り返す海外作品とで、クオリティーの差が生まれ、これがまた、オンラインで「同じ棚」に並べられたりするもんだから、新規ファンは海外作品に流れます。

いろんな国のエンタメを観る度に『新作』の弱さを痛感します。
クオリティー面でもそうですし、「作品のコミュニティーが存在していない」という問題もある。

エンタメに限らず、(コミュニティーを絡めていない)あらゆるサービスにおいて、僕らはすでに世界戦(クオリティーの殴り合い)の棚に並べられているので、「新作マンセー」の道徳観だと、かなりヤバイので、「アップデート(継ぎ足し)前提」でサービスを組み立てていった方がイイと思いまーす。

現場からは以上でーす。

【お知らせ】
新作歌舞伎『プペル~天明の護美人間~』のチケットはコチラから→ https://l-tike.com/order/?gLcode=36780


【追伸】
サロン記事の感想を呟かれる際は、文章の最後に『salon.jp/nishino』を付けてTwitter(本アカ)で呟いていただけると、西野がネコのようになついて、フォローさせていただく場合がありますので、感想よろ!

 

 

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2021年11月25日のエンタメ研究所の過去記事

おはようございます。
宿泊しているホテルの近くの公園で『手漕ぎボート』を見つけて、「ちなみに一人で手漕ぎボートに乗ったらどんな気持ちになるのかな?」と思って、乗ってみたところ、大方の予想通り『寂しい気持ち』になったキングコング西野です。
#病んでるヤツだと思われたに違いない

さて。
今日は『動画時代のミュージカルのマーケティング』というテーマで、ゴッリゴリに仕事の話をしようと思います。

本題に入る前に、一つにお知らせをさせてください。

 

新作歌舞伎『プペル ~天明の護美人間~』のチケットが発売開始したよ。
 

本日、新作歌舞伎『プペル ~天明の護美人間~』のチケットが発売開始しました。

☆コチラ→ https://l-tike.com/order/?gLcode=36780

昨日の記事でもお伝えしましたが、一人でも多くの方に観ていただけるように宣伝をトコトン頑張ろうと思っています。

一人でも多くの方に届ける打ち手の一つとして、「子供施設への(プペル歌舞伎のチケット)ギフト」があるかなぁと思い、昨日、子供施設を運営しているサロンメンバーさんにお声がけさせていただいたのですが、「行けるかどうか分からないですが、行きたいです」という返事が多かったです。

僕らとしては、チケット(ギフト)が無駄になってしまう可能性があるところに対して動くことはできなくて、「その返事だと、話は一歩も前進しないです」というのが正直なところです。
#文章だとキツく聞こえちゃうけど
#怒ってないよ

「(子供施設に歌舞伎をプレゼントしたい人との)マッチングが成立すればギフトできます」という条件なので、なかなか難しいかとは思いますが、「○月○日に確実に行けます!」という手を挙げていただけると助かります。
#いろいろ細かく言っちゃってごめんね

とにもかくにも、歌舞伎プペルを全力で届けたいと思います。

そんなこんなで、本題です。

 

動画時代のミュージカルの拡げ方&マネタイズの導線設計の提案
 

お仕事をする上で最も大切なものの一つに「導線設計」があると思います。

牛丼屋を始める場合、「客寄せ商品(フロントエンド)」を牛丼にして、「利益を生む商品(バックエンド)」をポテトサラダにする…みたいなヤツです。

「お前のSNSでしか宣伝してないけど、どこから新規客を引っ張ってくるつもりなのさ」みたいな雑な仕事(導線0点仕事)が世の中には山ほどあって、全西野はいつも驚いています。

ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』にしても、運営だけが自社のSNS(およびYouTubeチャンネル)で、せっせと宣伝したところで、クリスティアーノ・ロナウドのインスタ(フォロワー数=3億人)じゃあるまいし、どこかで天井(拡散の限界)が来ます。

運営に求められるのは、「運営以外の人間に拡散してもらう仕掛け」で、ここはガン詰めした方がいいなぁと思っています。

今から5秒後に天才みたいなことを言いますが、ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』の拡散&マネタイズの打ち手の一つとして、「概要欄に『オンライン配信チケット』のリンクを貼ることを条件に、オリラジ藤森(仮)の歌唱シーンの映像を、オリラジ藤森君のYouTubeチャンネルに無償で提供する」は、あると思います。
#エロ詩吟

藤森君としては、タレント藤森を売り込む際の宣伝素材として使えるし、なにより、藤森君のファンが喜ぶ。

ちなみに、藤森君の歌唱シーンには共演者もいるのですが、「共演者にもオンライン配信チケットの売り上げを分配し続ける」という契約を結べば、通せない話じゃなさそうです。

これは一つの例ですが、「自分以外の人間に、自分の活動を宣伝してもらう仕組み(そして宣伝した人も得をする仕組み)」を作ることは、どのお仕事でも大切だと思います。

何かの参考になると嬉しいです。

現場からは以上でーーす。

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https://youtu.be/bUFaeAJTi6U

 

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2021年11月24日のエンタメ研究所の過去記事

おはようございます。
充電器が死んで、午前中の西野の全機能が停止し、健康よりも充電器の方が大切だと知ったキングコング西野です。
 
さて。
今日は『普段、歌舞伎を観ない人に、歌舞伎を届ける』というテーマでお話ししたいと思います。
 
今日は「歌舞伎を届ける打ち手」の話ではなくて、歌舞伎(および歌舞伎プペル)の現在地を共有する回になります。
 
 

ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』の巻き返しがエグい
 
ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』はオンライン配信もおこなっておりまして、現在、オンライン配信チケットの売り上げが6800枚を突破したそうです。
 
☆オンライン配信チケットはコチラ↓
https://meets.ltd/poupelle/ticket_1129/


「オフラインのチケットが完売したところで、一億円以上の赤字」というバカヤロウ公演ですので、ここにきてのオンライン配信チケットの売れ行きに、プロデューサーもガッツポーズをしたことでしょう。
 
とはいえ、まだまだ赤字ですが、時間をかければ(オンライン配信チケットを売り続ければ)回収できるラインだと思います。
 
次回の『毎週キングコング』では、最初から最後までファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』の話をしているので(※カジサックチームが観にきてくれたよ)、ここでも、また配信チケットの売れ行きは伸びると思います。
 
なにより嬉しいのは、「普段、ミュージカルを観ない人にも届いている」(※プペルが初ミュージカルという人が本当に多い)ことで、それは企画立ち上げ当初からの目的だったので、西野もガッツポーズです。
 
「オンライン配信の参加者1万人」の背中が見えてきたので、せっかくなら「2万人」を狙いたいです。
コツコツ頑張ります。
 
※ここから先は一年後もナイショでお願いします。
 
 

「普段、 歌舞伎を観ない人にも、歌舞伎を届ける」

について書いてあります
 

 
現状をお伝えすると、先行(ローチケさんで今日の23時まで!)の時点で、約8000枚がハケているそうです。
#すごいね
 
☆『プペル~天明の護美人間~ 』先行チケットはコチラ
https://l-tike.com/order/?gLcode=36780
 
明日から一般発売が始まるわけですが、『全日完売』に持っていきたいなぁと思っています。
状況を逐一御報告いたしますので、皆様のお力をお借りできると嬉しいです。
#ブログとかで宣伝してくれたら
#西野が猫のごとく懐きます
 
引き受けた仕事を、引き受けた以上に、とことんやろうと思います。
 
宜しくお願いします。
 
現場からは以上でーす。

 

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2021年11月23日のエンタメ研究所の過去記事

おはようございます。

さて。
今日は「ミュージカルと歌舞伎の『演出家』の違い」というテーマでお話ししたいと思います。

ゴッリゴリのクリエイティブの話です。

 

「演出家」にも、いろいろある

ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』では、僕は、原作・脚本・演出として参加させてもらっています。

僕の場合は原作者の許可を取らなくていいので、好きなように演出させてもらっているのですが、基本、ミュージカルは「演出家」が全てを決めます。

もちろん、キャストさんやスタッフさんの方からもたくさんアイデアをいただくのですが、最終ジャッジは「演出家」なんです。

演出家の最終判断のもと、芝居を作って、音楽を作って、振り付けを作って、衣装を作って、美術セットを作って、照明を作るので、作品が面白くなかったら、完全に演出家のせいです。

僕の場合は絵も描くので、「こんなセットを作ってください」「こんな衣装を作ってください」といった感じで、描いた絵を制作にスタッフに共有します。

ときどき、「オープニングシーンの心臓とゴミ『人間』で表現したいので、心臓とゴミのダンスを作ってもらっていいですか?」というムチャ振りをさせていただくこともあり、ダンスの先生を困らせます。

☆心臓とゴミのダンス↓
https://youtu.be/D9EU5OtQM3o
 

とにかく、演出家の「あれやりたい!」「これやりたい!」を、キャスト&スタッフが全員で実現させにいく…というのが基本的なミュージカルの作り方です。

ところかわって、「歌舞伎の演出家」はどうでしょう?

今回の新作歌舞伎『プペル ~天明の護美人間~』の僕のお仕事は「原作・脚本(&プペルのビジュアルデザイン)」で、演出は藤間勘十郎さんです。

基本的には、脚本を納品した時点で、僕の仕事は終わりなのですが、僕の名前で来てくださるお客様もいらっしゃるので、半端なことはできません。

そんなこんなで、脚本納品後も、海老蔵さんも参加しているLINEグループに残って、お手伝いできる隙を探っているのですが……勘十郎さんからの「あれをしたい」「これを用意して」が、あまり無いんですね。

昨日の海老蔵さんと僕の対談をご覧になられた方はお気づきかと思いますが、どちらかというと海老蔵さんの方から「ここは、こういう演出で…」という話があったりします。

聞けば、歌舞伎というのは、基本的には、そういう作りで、看板役者の「あれをしたい」「これをしたい」を、演出家がまとめていく…という役割分担だそう。

くれぐれも、これは「演出家の勘十郎さんが仕事をしていない」ということではなくて(メチャクチャ頑張ってくださっています!!)、「ミュージカルと歌舞伎では、演出家の仕事が違う」ということです。

ということは、新作歌舞伎『プペル ~天明の護美人間~』で、演出家の指示を待っていたら、基本的には、海老蔵さんの意見がたぶんに反映されたものになって、それはそれで最高なのですが、たぶんそれだと、海老蔵さんが西野と組んだ意味はありませんし、海老蔵さんも、それを求めていない。

最近、このあたりの距離感が分かってきて、今日、「オープニングの演出プランは勝算があるので、僕の方から出します」という旨をチームの皆に伝えさせていただきました。

ルール違反(領域侵害)のようで、「船頭多くして船山に登る」とやらのようで、映画やミュージカルの現場で、こんなことをすると確実に空中崩壊してしまうのですが、歌舞伎では、これでよくて(※だから歌舞伎の演出家さんって大変!)、今後もゴリゴリいっちゃおうと思っています。

添付した画像(一枚目)は海老蔵さんと僕がオープニングの演出プランを立てているところで、ここで決まったことを、後々、演出家の勘十郎さんに投げています。

すんごい作り方でしょ(笑)?
歌舞伎制作は、毎日、勉強の連続です。

面白い作品を作ります。

現場からは以上でーす。

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『プペル ~天明の護美人間~』のチケットはコチラ↓
https://l-tike.com/play/mevent/?mid=610331

 

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