西野亮廣のエンタメsalon

西野亮廣エンタメ研究所の過去記事を中心にアップしてます

2021年06月25日のエンタメ研究所の過去記事

6月25日(金) ※6月27日以降は『いいね』を押さないでください。
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おはようございます。
たった今、大阪市さんと心中することに決めたキングコング西野です。
さて。
今日は「ブランド町(まち)を丁寧に作る」というテーマでお話ししたいと思います。
次の世代に繋げる準備でもあり、最近はなんだか死ぬスタンバイをしているような雰囲気もありますが、100歳まで生きます。
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⭐ 「名前」という呪い
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ミュージカル『えんとつ町のプペル』には「ベラール」という名のオリジナルキャラクターが登場します。
ちなみに、「ベラール」という名前を聞いてどんなキャラクターを想像しましたか?
きっと、「悪者」を想像されたと思うのですが、その通り、「ベラール」は悪者です。
脚本を書いていて、毎回面白いなぁと思うポイントは、「名前によって行動が決まる」という部分です。
「ベラール」という名前を付けたら最後、行動の選択肢は「ベラールっぽいコト」で埋まります。
あの「ベラール」が、お婆ちゃんを助ける時は、そこに何らかの理由(物語)が必要になってくるのです。
ストーリーを作る前に先にキャラクターの名前を付けちゃうと、自分では想像しない方向にストーリーが展開していったりするので、けっこう面白いです。
「名前」というのは呪いや理念や役職のようなもので、僕らの行動も「名前」に引っ張られてしまうことが少なくありません。
それでいうと会社名を『CHIMNEY TOWN』にしたのは正解だったなぁと思います。
会社名が「町の名前」なんです。
「株式会社大阪市」みたいな、変なことをやっちゃってます。
「ウチは【会社】じゃない!【町】だ!」と言っているわけですが、僕らは無意識のうちにこの名前に結構引っ張られています。
『株式会社にしのあきひろ』だと、「トイレットペーパーを作ろう!」とはならない(思いつきもしない)のですが、「町にはトイレットペーパーが必要だ!」とは、なる。
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⭐ キメラ
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時代の変化を捉えていない人にとっては、今は結構、厄介な時代です。
これまで追い求め続けていた「品質」は、コピーされ、世に溢れ、その価値を失ってしまいました。
「美味しいだけの料理」や「上手いだけの絵」が徐々に売れなくなってきています。
そこに、理由や物語が求められているわけですね。
ただ、「美味しいだけの料理」や「上手いだけの絵」って、凄いじゃないですか!
何年もかけて、ようやく手に入れた能力なわけで、これを「もう用済みです。サヨウナラ」とは言いたくない。
どうすれば「上手いだけの料理」や「上手いだけ絵」が世に届くかなぁ?……と毎日考えています。
こと、絵(イラストレーターさん)に関しては、今、「①技術」と「②人気モチーフ」の二つが求められています。
この二つを兼ね備えていないと、なかなか売れないんですね。
蜷川実花さん(https://salon.jp/mikaninagawa
)が写真家として最強すぎるのは、圧倒的な技術もさることながら、モチーフ(あの花の感じ!)を押さえているところで、その両方を持ち合わせているバケモノ(キメラ)なんて、なかなかいません。
※キメラ=ギリシャ神話に出てくる獅子と牝山羊と竜蛇の三つの頭をもつ合成怪獣。
ヒドラ(水蛇)あるいはエキドナ(蛇女)あるには蜷川幸雄(鬼)の子。
そんなキメラみたいな生き物しか生きられない世界なんて、厳しすぎるじゃないですか?
「人気のモチーフは持っていないけど(あるいは、モチーフを持ってはいるけどまだ人気になっていない)、技術は誰よりもある!」という人だって生きられる世界の方がいい。
そんなことを考えながら、けんすうサンが作った『elu』(画像が販売できるサービス→https://elu.jp/
)を触っていたら、「そういえば、絵がものすごーく上手いイラストレーターさん(※CHIMNEYTOWNが公認した人)に、『えんとつ町のプペル専用アカウント』を作ってもらって、そこで『えんとつ町のプペル』のキャラクターを描いて販売してもらって、売り上げを折半すれば、ものすごーくイイ形でイラストレーターさんを応援できる」と思いつきました。
こういう感じの応援を、もっともっと広い範囲でやれるといいなぁと思って、この度、『CHIMNEY TOWN』のホームページを作りました。
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⭐ 昨日からスタートしたよ
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結局のところ、現代で商品・サービスを届けようと思ったら「品質以外のバリューをいかに創造するか?」という話になってきちゃいます。
インフルエンサーに応援してもらう」というのは一つの手としてあるのですが、インフルエンサーは老いるし、そのうち死ぬので、そこにいつまでも“おんぶに抱っこ”ではいけません。
ご多分に漏れず西野も死にます。
そう考えると、10年後も50年後も100年後も、挑戦する人を応援し続ける為には、人が足を運ぶ「町」を作るしかなくて、いつか消えてなくなる個人の影響力は、その町のブランド化に捧げた方が良さそうです。
CHIMNEY TOWNのホームページには、CHIMNEYTOWNがコラボしている商品がズラリと並んでいます。
ただの商品紹介ページだと誰も寄り付かないので、どこかのタイミングでアメブロを卒業して、西野の毎日の記事(全国のママさんに手伝ってもらってるよ)をCHIMNEYTOWNのホームページに完全にお引っ越ししようと思います。
ここには、スタッフの記事(ちゃんと読みごたえのある記事)も投稿できるようになっていて、僕の影響力をCHIMNEYTOWNや、次の世代のスタッフに徐々に渡していきます。
20年後は(そもそもホームページというものが生き残っているか知りませんが)、次の時代のスタッフがこの場所を引っ張っていく形になるといいと思います。
まだまだ小さいですが、ネット上に(人が来てくれる)町を丁寧に作りましたので、一度、覗いてみてください。
今後も、頑張っている人が、(いつまでも)ちゃんと食っていける環境を作っていきたいと思います。
現場からは以上で~す。
 
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2021年06月24日のエンタメ研究所の過去記事

6月24日(木) ※6月26日以降は『いいね』を押さないでください。
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おはようございます。
全身全霊でファンタジーを作っているので芸名を『西野ファンタジー』に改名しようかと思ったのですが、『野田クリスタル』がチラついてしまうので却下したキングコング西野です。
さて。
今日は『国民行事を作る為のアレやコレ』というテーマでお話ししたいと思います。
ものすごーく地味な話ですが、一つずつ丁寧に共有していきたいと思っています。
情報と気持ちが離れちゃダメなんだよ!!
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▼ ママさんと二人三脚
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本題に入る前に、御報告です。
ママさん支援(雇用創出)の経過報告です。
昨日、僕がVoicy(→https://voicy.jp/channel/941/170003
)で喋った内容を、記事化して「ブログ」「Facebook」「note」にアップしてもらうお仕事を全国のママさんに外注する……というお話をさせていただきましたが、さっそく、昨日から実装しております。
誤解がないようにお伝えしておくと、「文字起こし」は僕がやっています。
西野の「話し言葉」を、「書き言葉」に変換するのは、“今は”西野以外は不可能なので、僕が5~6分ぐらいでパパパッと書いちゃいます。
それを、エニママさん(ママさん支援の会社さん)と組んでいるLINEグループに投げて、あとはお任せ。
読者さんの反応を見ながら、ママさんなりに「小見出し」なんかを付けたりして、“読みやすい記事”に仕上げてもらいます。
現在は「もうちょっと行間を空けた方がいいのかも~」「もっと可愛い小見出しにしない?」とペチャクチャお喋りしながらママさん達と一緒に正解を探っているところです。
日を追うごとに素敵になっていくと思うので、長い目で見守っていただけると嬉しいです。
そんなこんなで、本題です。
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▼ なんで、ニュースを出さなかったの?
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エンタメ情報感度の高い人ならば、すでにお聞き及びのことかもしれませんが、今年8月にカナダ・モントリオールで開催される『ファンタジア国際映画祭』の長編アニメーション部門に、『映画 えんとつ町のプペル』がノミネートされました。
「ん? なんか今回はニュースとか流れてなくね?」と思われている方もいらっしゃるかもしれないので、ご説明します。
海外の映画祭からお声がかかったのは、ロッテルダム、上海、アヌシーに続いて、今回で4件目です。
「このことをどう捉えるか?」というところなのですが、冷静に考えて、これだけ短い期間に集中しているのは、“たまたま”ではなさそうです。
『映画 えんとつ町のプペル』という作品が、本年度のアニメーション映画世界戦の「当落線上」にいる……と考える方が自然で、であるならば今後も他の国の映画祭からお声がけいただくこともありそう。
ニュースというのは、各メディアさんに向けて、大元(今回だと吉本興業)の方から「こんな感じになってますよー」という情報を出させていただいて、そこに興味を持っていただけたらニュースになるのですが、その際、『ニュースバリュー』というのが大切で、都度都度、情報を出していると、当然、ニュースバリューは落ちます。
それもあって、皆と話し合い、「今回は各メディアさんに情報を出すのは控えよう。次に出すときはグランプリを受賞した時だ」と結論しました。
くれぐれも「やる気がない」わけじゃございません(笑)
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▼ そんなこんなで、大勝負へ
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『映画 えんとつ町のプペル』のセカンドチャレンジは先日もお話ししたとおり「国民行事化(季節イベント化)」です。
今年のハロウィンシーズン(10月22日~10月31日)に再上映して、そこで結果を残し、「毎年ハロウィンシーズンに家族や友人と観に行くイベント」に持ち込めたら、ミッションクリアです。
それはつまり「観客動員数」と「興行収入」が止まらない仕組みの創造であり、僕らのこれまでのチャレンジの中で最も難易度の高いものであることは間違いありません。
ちなみに、調べてみると、お菓子メーカーが『バレンタインチョコ』と銘打って、「バレンタイン=チョコレートをプレゼントする日」という文化の創造を始めたのが1936年。
1958年に、メリーチョコレートが日本初めて「百貨店でバレンタインデーのキャンペーン」をおこなったのですが、この時の売り上げは、3日間で板チョコ5枚とカード5枚のみ。
その後もしつこくキャンペーンを続け、ようやく火が着いたのが1970年。
1980年になると「義理チョコ」という文化が生まれ、ここで、お菓子メーカーは「バレンタインデー」をモノにします。
「バレンタインチョコ」という文化を作るまでに実に30~40年近くかかってるんです。
しかしまぁ、文化(国民行事)となってからは強いのなんの。
コロナ(テレワーク)の打撃を受けるまで、バレンタインチョコ市場はずっと元気でした。
江崎グリコさんが1999年から『11月11日はポッキーの日』という国民行事の創造に力を入れていますが、間違いなく「バレンタインチョコ」を意識したものでしょう。
商品を買ってもらったり、サービスを利用してもらうには、なんといっても、お客さんに「そうだ○○をしよう」と“思いついてもらわないと始まらない”ので、その為には、国民行事の創造が最大のマーケティングなんです。
これから僕らが獲りにいこうとしているモノの大きさを、ここでなんとなく共有しておきます。
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▼ おかしな逆輸入
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『映画 えんとつ町のプペル』の上映終了から、今年のハロウィンの再上映までの間に、海外の映画祭からたくさんお声がかかったのは、今回のプロジェクトにとって追い風でしかありません。
皆さんもよ~く御存知だと思いますが、日本人ときたら「海外で評価された」にめっぽう弱い。
「海外」が一つのブランドになっていて、「海外で評価された」と聞くだけで、「どれどれ?」と耳を立ててしまうのが僕たち日本人です。
2020年12月25日から始まったファーストランでは、まだ「得体の知らない作品」という扱いでしたが、セカンドランでは「海外で評価された作品」という信用が付いてくるので、ファーストランでは足を運ばなかった人にも少しだけ興味を持ってもらえるでしょう。
それもあって、今回の再上映用に作るCMでは、「ハロウィンイベント」という部分と、「海外で評価された」という部分を前面に押し出す形になりそうです。
もはや、内容(ストーリー)には、あまり触れない(笑)
15秒や、30秒のCMだと「推しポイント」を絞らないと収まりません。
というわけで、僕の中では、今回の再上映に関しては「イベント>ストーリー」「海外で評価された>ストーリー」という計算式を出しました。
これが、吉と出るか凶と出るか。
一つ確かなことは、「今回失敗してしまうと、来年はない」ということです。
久しぶりに震えてきました。
国民行事の創造にお付き合いください。
死ぬ気でやったります。
現場からは以上でーす。
 
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2021年06月23日のエンタメ研究所の過去記事

6月23日(水) ※6月25日以降は『いいね』を押さないでください。
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おはようございます。
立ち上がった時の熊の姿勢の美しさ(背筋が綺麗に伸びている)を次の世代に伝えていきたいキングコング西野です。
さて。
今日は『お母さんを応援する』というテーマでお話ししたいと思います。
※目新しい話でも何でもありませんが、大切な話をします。
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▼ 余談です
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本編の話と全然関係ないのですが、僕は今、とてもニヤニヤしています。
というのも、今朝、ニューヨークから届いた『ミュージカル えんとつ町のプペル』のオープニングナンバーがバッキバキに素敵だったからです。
西野の凄いところは、自分が門外漢であることを見事に忘れ、その道のトップランナーにガンガン発注してしまうところにあります。
一応、西野の言い分としては「技術は持ち合わせていないけど、イメージは持ち合わせている」といったところだと思うのですが、それにしたって、酷い有り様です。
相手が、その業界のトップの人間であろうと、ガンガンNGを出しますし、ガンガン「やり直し」をお願いしちゃいます。
下積みを経験せずに売れたシワ寄せが、こんな形で出てしまっているのですが、スタッフさんは皆優しくて(=相手が西野だから言っても聞かないので、諦めてくださって)、秒速で修正に取りかかってくださいます。
そんな調子で、僕らまわりのエンタメは回っているのですが、そんな中、今朝、届いた楽曲が本当に最高だったのです。
あぁ、早く皆様にお届けしたいっ!
ミュージカル『えんとつ町のプペル』お楽しみに!!
そんなこんなで本題です。
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▼ お母さんを応援する
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僕の中で、仕事で結果を出して手に入れた「力」は弱い人を助ける為にあります。
臭いと言われようが何と言われようが関係なくて、僕は20代の頃に、自分が弱いばっかりに助けることができなかったスタッフの生活があって、当たり前ですが、「助けたくても、助けられない」は気持ちの良いものではありませんでした。
それがキッカケで「強くなろう」と決めたわけですから、力を使う先が、社会的に不利な立場に立たされている人に向かうのは当然です。
ところで……
僕の高校の同級生で「源田」という女性がいます。
ラグビー部のマネージャーです。
学生時代は男友達と遊んでいる方が断然楽しかったので、朝から晩まで男友達だけで遊んでいたのですが、どういうわけか源田とは仲が良かったです。
あの源田も立派になられて、今じゃお母さんです。
子育てに専念するがタイミングで前の職場を離れたのか、その辺りはチョット分からないですが(#分かっとけよ)、今はCHIMNEYTOWNの事務仕事を手伝ってくれています。
1つ確かなことは、「女性は、結婚しようが、子供を産もうが、能力が下がるわけではない」ということ。
実際、CHIMNEYTOWNの新入社員や西野が調子にのってウェイウェイやれているのは、源田の事務能力のおかげであります。
子育ての関係で一旦、職場を離れようが、子育てが一段落したら、また働けるわけですが、しかし現実、「職場復帰」は簡単ではありません。
これは「お母さん個人の問題」では無くて、「能力があって、時間がある人材を、活かせていない」という社会の問題です。
働きたい人が働ける社会に向かうべきだし、
能力がフェアな評価される社会の方が生きるに値します。
「頑張ろう」と思えます。
いろんな人が、お母さんの「ニ度目の職場」の創造に汗を流していて、せっかくなら僕も何かできないかなぁと考えていました。
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▼ お母さんと作るCHIMNEYTOWN
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僕の一日のスケジュールを見て、外注できる仕事(外注すべき仕事)を探してみたところ、そういえばVoicyの音声の記事化(Voicy→Facebook、Voicy→ブログ)は僕がやらない方がいいんじゃないかしら?と思って、源田に相談してみたところ、「西野がやっとったんかい!」と返ってきました(笑)
そこからすぐに源田が『エニママ』(ママが働くことができる環境を作ってくれている素敵な会社)さんを紹介してくれて、Voicyの記事化はエニママさんを通じて、全国の「お母さん」にお仕事としてお願いすることになりました。
まもなくCHIMNEYTOWNのホームページが完成します。
えんとつ町のトイレットペーパーや洗剤や、コーヒーやフィナンシェ……などなどの商品が並ぶホームページです。
このホームページに少しでも多くの人が訪れた方が、えんとつ町とコラボをしている人達がハッピーになるので(商品が見つかりやすくなるので)、西野がVoicyで喋ったことを、お母さんが記事化して、ホームページに毎日投稿します。
僕が全国のお母さんに提供できる仕事はまだまだ多くありませんが、こうしてサロンで共有することで、サロンメンバーさんに『エニママ』の存在を知ってもらって、助かるお母さんが増えるかなぁ……と思って、今日は、こんな記事をサロンで書かせていただきました。
コロナで、いろんなところから悲鳴が上がり、弱音がこぼれています。
バッチリ聴こえておりますので、僕にできることを片っ端からやります。
引き続き宜しくお願い致します。
現場からは以上でーす。
 
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2021年06月22日のエンタメ研究所の過去記事

6月22日(火) ※6月24日以降は『いいね』を押さないでください。
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おはようございます。
『タラタラしてんじゃねーよ』という鬼ロングセラーの駄菓子(※僕が子供の頃からある!)の裏面(材料)を見てみるとて、『魚肉』とあったので、「もしかして、商品名の由来は『鱈(たら)』から来ているのでは!!!?」と朝から興奮しているキングコング西野です。
さて。
今日は『天下分け目の戦い』というテーマでお話ししたいと思います。
今後、僕らが向き合い続けていくエンターテイメントの明暗を分けるガチ決戦の情報共有です。
「こんな流れで、こんな企画が立ち上がって、今、このあたりにいるよ」という話です。
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▼ 2020年の年末あたりの話……
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情報の発信元が僕では無いので、まだ言えないのですが……今日か明日にでも、『映画 えんとつ町のプペル』の海外絡みのニュースが、また一つリリースされるかもです。
今回は『えんとつ町のプペル製作委員会』の方からは公式のお知らせを出さないのですが(※あまり出しすぎちゃうとニュース性が薄れるから)、とはいえ、大きな話題ではありますので、明日のVoicyで喋ろうかと思います。
お楽しみに。
海外戦をジワジワと進めつつ、新作の制作をダラダラと進めつつ、いよいよ、「まだ誰もやったことのない新しい挑戦」に着手します。
(※ここから先の話は、まだナイショですよ。表に出さないでね♥️)
「新しい挑戦」というのは、前々からサロンの皆様にチョコチョコお話しさせていただいていた『映画 えんとつ町のプペル』の“再上映”です。
国内での公開終了後、リサーチ会社にお願いして、「『映画 えんとつ町のプペル』を観なかった理由」というアンケートをとったところ、「コロナで観に行けなかった」という声が本当にたくさんありました。
そうなんです。
『映画 えんとつ町のプペル』の公開後まもなく(
映画館の館数が最も多い時に)二度目の「緊急事態宣言」が出てしまったのです。
東京の一日の感染者数が【2000人】を越えていた、あの時です。
スタッフは皆、頭を抱えましたが、黒西野黒廣は「再上映の大義名分ができましたね。東宝さんを口説くなら、このタイミングだと思います」とニヤニヤ。
これを言うと驚かれるのですが『映画 えんとつ町のプペル』は公開直後に「再上映」の企画が立ち上がっていたのです。
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▼ 復活の物語
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もともと、雑誌や生鮮商品のように「鮮度」が求められるコンテンツでもない『映画』という“不老不死コンテンツ”が、商品棚に並べられる期間が定められていること(賞味期限が設けられていること)に疑問を抱いていました。が、「子供が生まれて、お客さんが入れ替わるのだから、また上映すればいいじゃん!」という意見だけでは企画を押し通すことができなかったのです。
しかし、この度、「コロナで観れなかった人が、こんなにもたくさんいる」という理由がそこに加わって、「GO」が出ました。
そもそも『えんとつ町のプペル』が、季節行事が絡んでいない作品だったら、「お正月だし初詣に行こう」「節分だから豆をまこう」「ハロウィンだからプペルを観に行こう」といった感じの行動様式に落としこめません。
加えて、ハロウィンは「死者が復活する日」なので、おあつらえ向きです。
「ハロウィンの夜にやって来た。身体がゴミのゴミ人間」とはまさに。
整理すると……
①季節行事が絡んだ作品だった。
②復活の物語だった。
③コロナのおかげで“復活する理由”ができた。
という感じで、再上映の条件が揃いまくっているんです。
しかも、③は狙ってゲットできるものではないので、こんなチャンスは向こう半世紀は無いと思います。
そして、もう1つ。
『映画 えんとつ町のプペル』の原作が、子供が生まれる度に手にとってもらえる(新規客を獲得し続けてくれる)「絵本」というのが、かなり大きいと思います。
新規客を獲得し続けないコンテンツが元ネタだと、毎年の上映は「コアファンによる、コアファンの為の、ディープなイベント」になってしまいます。
僕らが狙うのは、『映画 えんとつ町のプペル』を、“ハロウィンの時期に毎年公開される国民行事”にすることです。
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▼ 再集合
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そんなこんなで昨日、『映画 えんとつ町のプペル』のプロデューサー陣や、宣伝チームが(約4~5ヵ月ぶりに)再集合しました。
近況報告もそこそこに、皆で話し合うのは、「どうすれば映画を恒例行事化できるか?」ということ。
大切なのは、たとえどれだけお客さんが劇場に足を運んでくださろうと、「ちゃんと終わらせる」ということ。
ハロウィンイベントなので、ハロウィンが終われば終わりです。
まだ絶対に(マジで絶対にナイショですが)、再上映の公開時期は10月22日~10月31日の【10日間】になりそうです。
『映画 えんとつ町のプペル』の国民行事化は他の誰でもない、僕が言いだしたことで、東宝さんや、Studio4℃さんや、電通さんや吉本興業といった製作委員会の皆様は、そこに巻き込まれる形で、協力してくださっています。
「この勝負に付き合ってください」とは聞こえは良いが、どっちに転ぶか分からない博打で、彼らのリソース(時間や場所)を奪ってしまっているのは事実なので、覚悟として、広告宣伝費は(株)CHIMNEYTOWNで全額出させていただくことにしました。
だいたい1億円ぐらいです。
オンラインサロンの売り上げをこういった形で使わせていただくので、企画立ち上げの理由から、実行までのイチイチをこうしてサロンメンバーの皆様に共有しておきたいと思いました。
副音声の第三弾(※東野さんと対談? 梶原と二人で喋る?)や、ルビッチの仮装をして劇場に来てくれたお客さんには特典を付ける?
などなど、今回の再上映限定の特典は、またおいおいお話しするとして、今日は、「国民行事の創造の狼煙を上げましたよ」という御報告です。
10年後や20年後、『えんとつ町のプペル』が行事イベントとして定着していたら、お子さんやお孫さんに「この行事の立ち上げに立ち合ったけど、あの時の西野は、かなり鼻息荒かったよww」と話して、ネタにしてください。
もう二度と帰ってこないこの時間や覚悟や不安を、皆さんと共有できて幸せです。
現場からは以上でーす。
 
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2021年06月21日のエンタメ研究所の過去記事

6月21日(月) ※6月22日以降は『いいね』を押さないでください。
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おはようございます。
冒頭の挨拶が思いつかなくて、20分ほど悩んだ挙げ句、「そこまで真摯に向き合わなきゃいけない問題なのか?」という疑問が湧いてきたキングコング西野です。
さて。
今日は『自分の値段の付け方』という、(特に)フリーランスのクリエイターさんにとっては、ハチャチャチャに大切な話をしたいと思います。
フリーランスのクリエイターじゃない人は「へぇ~、そういうものなんだ~」と読み流してください。
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▼ 自分に値段を付けられない
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フリーのクリエイターとして活動する際に持ち合わせておかなきゃいけないのは……
・才能
・健康
・チャンス
・値決め
……の4つです。
才能と健康とチャンスに恵まれても、自分(自分の作品)の値決めを誤ってしまうと、何も始まりません。
まだ何の実績も残していない無名のアーティストが、自分の作品に「100億円」の値を付けてしまうと、作品が一つも売れないまま、アーティスト人生を終えることとなります。
「正しい値決め」って、とっても大事なんです。
さて。
ジワジワと海外戦を進めつつ、同時に僕がやりたいのは、サロンメンバーさんの支援です。
最近だと、飲食関係やTシャツ関係(Tシャツ関係?)も始まりましたが、自分がこんな仕事をしているものですから、やっぱりクリエイターさんの支援は無視できません。
才能があるのに買い叩かれてしまっていたり、
才能があるのに機会に恵まれてもいないクリエイターさんが、このサロン内にもたくさんいらっしゃるので、グイグイッと引っ張り上げようと思っています。
そこで!!
サロンメンバーさんの作品(絵本絡みの作品)をCHIMNEY TOWNのECサイトで販売代行すれば(セレクトショップとして回せば)、結構具体的な支援ができるなぁと思って、水面下でせっさと進めているのですが……
何度かやりとりをさせてもらっているうちに、見えてきた問題があります。
それは、「多くのクリエイターが自分(および自分の作品)の値段の付け方を知らず、あてずっぽうで根付けしている」ということです。
値決めの「根拠」が無いんです。
「大体、これぐらいの値段だと嬉しい」といった調子。
これだと、フリーのクリエイターとしては生きていけません。
安西監督風に言うと、「値決めを失敗したら、そこで試合終了だよ」です。
というわけで、「自分に値段を付ける時に、最低限、ここらへんは押さえておいた方がいいよ」という話をしたいとおもいます。
なんだか今日は、すっごく為になる話っぽいですよ。
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▼ 手数料のホント
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たとえば、「西野作品の二次創作を西野がBASEを使って販売代行する際の手数料は【売り上げの20%】です」と言われたら、どう思いますか?
「20%は高い」と思う人がいるでしょうし、
「たった20%でいいの?」と思う人もいるでしょうし、
「20%が高いか低いか分からない」という人もいるでしょう。
そうなんです。
自分の作品に値を付ける以前の問題で、【ライセンス使用料】や【販売代行料】などの相場を知らない人がほとんど。
これだと、正しく根付けなんてできないですよね?
というわけで、ここでは【手数料】を掘り下げていきたいと思います
▼ BASEの手数料
まず、今回の場合だと『BASE』というプラットフォームで商品を販売する際に発生する【手数料】を知っておきましょう。
意外と知られていないのですが『BASE』の【手数料】は「決済手数料」と「サービス利用料」という“2種類の手数料”がかかるんです。
それそれの手数料は以下の通り↓
【決済手数料】→「3.6%+40円」
【サービス手数料】→「3%」
仮に1000円の商品をクレジットカードで購入された場合は……1000円×6.6%+40円=【106円】です。
意外とかかってくるでしょ?
当然、商品単価が安ければ安いほど「+40円」は重くのしかかってきます。
商品の値段が1万円の場合の手数料は……1万円×6.6%+40円=【700円】
といった感じ。
商品価格によって、手数料の重みは変わってくるのですが、B A S Eの手数料は「6.6%+40円」と覚えておいて間違いないと思います。
▼ キャラクター使用料
次に、キャラクター(ライセンス)使用料の相場はどれぐらいなのでしょうか?
これなんて、ほとんど知られていないので、キチンと調べてみましたよ。
大体こんな感じです↓
━━━
テレビ関係: 4.573%
ゲーム関係: 5.414%
オリジナルアニメーション: 5.200%
タレント関係: 6.000%
デジタルネットワーク関係: 4.571%
絵本関係: 4.724%
オリジナル系: 4.817%
映画系: 5.286%
マスコット系: 5.000%
玩具系: 5.833%
漫画関係: 4.409%
エンターテイメント関係: 4.600%
アート関係: 5.667%
その他: 4.889%
(※日本弁理士会 知的財産価値評価ガイドより抜粋)
━━━
ザックリと【5%】です。
本来は、『プペル』を使用して商品(作品)を作る場合は、「売り上げの5%を西野に支払う」が相場となっております。
以上の2つが、相場が固定化されている手数料です。
▼販売代行の手数料
ここに「販売代行」の手数料がかかってくるのですが、ここに関しては「誰に販売してもらうか?」で値段が変わってきます。
たとえば、「貸しギャラリー」の手数料だと……
【会場費・運営費】=無料
【販売手数料】=「作品は50%」「グッズは30%」
みたいなのがあったりします。
「販売手数料50%は取りすぎだろ!」と思っちゃいますが、「○○ギャラリーで個展をしました」という“ブランド”の値段だったり、あとは、ギャラリーによっては、レセプションパーティーで関係者を呼んでくれたりもするので(集客のお手伝いをしてくれたりもするので)、その値段ものっかってきています。
この販売手数料に納得がいかないのであれば、自分で貸しスペースを借りて、自分で個展を開催して、自分で集客をするのがいいと思います。
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▼ 整理するね!
━━━━━━━━━
以上の説明で、「西野作品の二次創作を西野がBASEを使って販売代行する際の手数料は【売り上げの20%】」の内訳が、なんとなく見えてきたと思います。
BASEの手数料=約7%
ライセンス使用料=約5%
販売代行=8%
です。
こうすると、「西野の販売代行に【8%】を支払っている」ということが見えてくるので、さっきよりも考えやすくなったと思います。
仮に一つの作品を作るのに『40時間』がかかったとします。
「時給2000円ということにしたいなぁ」と思うのならば、40時間×2000円の【8万円】が手元に残るように計算して、そうすると商品価格は【10万円】です。
「いやいや、ここは作家としての自分の宣伝も兼ねているから、時給は1600円にしよう!」と思うのであれば、40時間×1600円の【6万4000円】が手元に残るように計算して、そうすると商品価格は【8万円】です。
作家としても、販売代行業者としても、当然、高値を付けた方が実入りが大きくなるのですが、「ここでファンを作って、マネタイズは他で」という考え方もあるので、それは時と場合によります。
只石さん(えんとつ町関連の空間を作ってる建築士の人)が『天才万博』の美術を担当する時は、なんなら持ち出しだったりします。
それは、『天才万博』が彼にとってのショールームになっているからです。
値段を上げすぎて作品も名前も売れなかったら仕方がないし、作品が売れたのに赤字になっても仕方がない。
なので、今日お話ししたことぐらいは最低限おさえておいた方がいいと思いまーす。
サロンメンバーさんのクリエイター支援を続けます。
現場からは以上でーす!!
 
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2021年06月20日のエンタメ研究所の過去記事

6月20日(日) ※6月22日以降は『いいね』を押さないでください。
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おはようございます。
今日は日曜日なので、お仕事の(ためになる)お話はお休みにして、タラタラと日記を綴りたいと思います。
たいした内容じゃないので、時間が余った時にでも読んでください。
読まなくても問題ないっす。
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▼ 挑戦に用がある
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今朝、『アヌシー国際アニメーション映画祭』のグランプリの発表がありました。
グランプリには、アフガニスタン難民のドキュメンタリー作品(アニメなのにドキュメンタリー作品!)『Flee』が選ばれました。
難しいテーマと正面から挑んだJonas Poher Rasmusseen監督と、そのチームの皆様に、心からの賛辞を贈りたいと思います。
ぶっちゃけ、「デビュー作で世界一」は狙っていたのですが(だって、カッコイイじゃん!)、当落線上に並ぶ全てのクリエイターが命を賭けていることを知っているので、「さすがに虫が良すぎるなぁ」とも思っていました。
グランプリの発表直後に、スタッフの福山さんが言った「楽しみは次にとっておきましょう!」という言葉と、廣田監督の「また選ばれるように頑張ります」という言葉は、
僕らが向き合っているエンターテイメントが「一発こっきりの花火」ではなく、
「これからまだまだ続く長い長い旅」であることを、あらためて教えてくれました。
そうだ。そうだった。
まだ、たったの一歩目だ。
こんな性格なので、100年前から次に向かっているのですが、しかしながら、皆さんに対してはチョット申し訳ないと思っています。
日本アカデミー賞に王手をかけては逃し、
アヌシーのグランプリに王手をかけては逃し…なんだか立て続けに“ぬか喜び”させてしまってゴメンなさい。
世界戦はこれからまだまだ続いて(ていうかアヌシーのノミネートで加速した!)、また、色々とご報告があるのですが、しかし世界のトップランカー達との戦いはかくも厳しく、
これからも「期待」と「ぬか喜び」が9割を占めちゃいそうな気もしているクセに、それでも挑戦を続けるので、先にお詫び申し上げます。
最近、「残念なニュース」と「嬉しいニュース」がありました。
水面下で進めていた大きな大きな仕事が(仕方のない事情で)白紙になってしまい、
その一方で、新しくたくさんのチャンスが巡ってきました。
失ったものも、新しく得たものも、どちらも舞台は「世界」で、どうやら僕らのチームは今、そのあたりをウロウロしているようです。
いつも「タメ息の内容」が自分の現在地を教えてくれるのですが、それでいうと、去年よりも少しだけ前に進めているのかもしれません。
まだ厚い煙を突き抜けてはいないけど。
毎日、サロンメンバーの皆様からのコメントに励まされています。
昨日の記事に届いた「原 貴大さん」からのコメントには大きな力をいただきました。
紹介させていただきます。
ホリエモンロケット、アカデミー賞アヌシー……と、こんなに前日、ドキドキすることはなかったです。西野さんありがとうございます。応援してます!』
アカデミー賞は逃しちゃったし、アヌシーも逃しちゃったし、ロケットは海に落っこちちゃったし……なんだか期待ばかりさせて、いつもカッコイイ結果を出せずに終わっていて、アンチに「ざまぁ」と言わせるチャンスだけ与えて、申し訳ないなぁと思っているのですが、
それでも、この七転八倒が、
こうして遠く離れた場所にいる誰かの生活に張りを与えることができていることは、僕にとっては励みでしかありません。
こんなのでも一応、誰かの役には立てているんだなぁ、と。
今やっている仕事が片付いたら(来年の春頃かな?どうだろ?)、とりあえず2〜3ヶ月ほど海外に住んでみようと思います。
ご安心ください。
サロン記事など、今おこなっている発信は何も変えずに続けます。
キングコングのことも、会社のことも、川西のこともあるので。
僕の挑戦が誰かの励みになって、それが僕の励みとして返ってくるのでれば、
僕は、もっと大きな問題に向き合わなきゃいけないし、
もっと速く走らなきゃいけないし、
もっと居心地の悪い場所に行って、もっと思い知らなきゃいけない。
海外生活をタラタラと先延ばしにするのも嫌なので、今日中にスケジュールを決めます。
世界戦に出れば出るほど、「ツッコミ」「あげ足取り」「評論」に終始する国内エンターテイメントに重大な危機が迫っていることを感じます。
国産のエンタメの面積が小さくなると、あらゆる分野から悲鳴があがるでしょう。
「習い事」をしたところで、「発表する場」がなければ、モチベーションは湧きません。
そんな未来を迎えに行くつもりは一ミリもありません。
2日前。
JR大崎駅の近くで小学生から声をかけられました。
隣にいたお母さん(サロンメンバーさんかな?)から、「家族でプペルを観に行って、今、西野さんを見つけて、この娘が『声をかけたい!』と言い出しちゃって…」という説明をいただきました。
そこで女の子に「今、何やってんの?」と質問したら、「バレエを習ってる!」と返ってきたので、その場で、蜷川実花さんが撮ってくださった『えんとつ町のプペル』のM Vを一緒に観て、「今、こんな感じのミュージカルを作ってるから、大人になって、気が向いたら出てね」とナンパしておきました。
11月のミュージカルはご家族で観に来られるそうです😀
こんな調子で、未来に希望が持てる時間を少しでも増やしたいなぁと思った次第です。
僕の知らない誰かが過ごしている世界を、生きるに値するものにできるのであれば、
僕の挑戦なんて安いもんです。
まだまだ頑張ります。
それでは素敵な日曜日をお過ごしください。
 
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2021年06月19日のエンタメ研究所の過去記事

6月19日(土) ※6月21日以降は『いいね』を押さないでください。
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おはようございます。
酔っ払った時のノリで、スタッフのLINEアカウントの名前を次々に変えてしまうので、どのスタッフからLINEが入っているのかがパッと見で分からないキングコング西野です。
さて。
今日は『結局、「時間をどこに割くか?」だよね』というテーマでお話ししたいと思います。
この数日、具体策を提案する「黒西野黒廣」が顔を覗かせていたので、今日は、もう少し俯瞰で見たお話をしたいと思います。
※今日の記事は個人名が出ちゃうので、1年後も表に出さないでください。
 
とんねるずの石橋氏についての話をしてます
youtube進出についてなど
 
最後は下記で締めくくられています
 
一番危険なのは「今は食っていけるけど、10年後は無い」です。
後回しにせず、すぐに動いた方がいいっす。
現場からは以上です。
 
 
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