西野亮廣のエンタメsalon

西野亮廣エンタメ研究所の過去記事を中心にアップしてます

2019年12月05日のエンタメ研究所の過去記事

週刊文春がスッパ抜いた田代まさしの『アジアの純真(PUFFY)』の替え歌の完成度の高さに震えているキングコング西野です。
「♪アヘン、コカイン、マリファナ、ヘロイン~、たまにやって、パァになって~、やらんフリして、たまにはやらないか」
さて。
西野亮廣エンタメ研究所』の公式YouTubeチャンネルが立ち上がって6日が経ち、いいかげん「答え」が見えたので、現状と今後の展開を御報告いたします。
もともと僕は『毎週キングコング』という週に1度しか更新しない手抜きチャンネル(登録者数27万人)を持っています。 
以前、お話ししたとおり、そちらのチャンネルは「梶原君とコミュニケーションをとること」が目的です。
それ以上でも、それ以下でもありません。
梶原君のことが結構好きなんだと思います。
一方、今回のチャンネルの実験テーマは「西野の時間を1秒も使わない西野のYouTubeチャンネルは成立するのか?」です。
時間は皆に等しく有限で、西野の時間も1日24時間しかありません。
そのくせ、エンタメで世界を獲ろうとしています。
となってくると『時間配分』が重要で、「タレントとして稼働(露出)する時間を極力減らして、新作を生み出す時間を増やそう」となり、『西野の時間を1秒も使わない、西野のYouTubeチャンネルを立ち上げる』という結論に至ります。
日本語が紐付いてしまっているYouTube動画の制作に西野亮廣の時間を割くことは、世界展開を踏まえると本質的ではないわけですね。
今回は「既出の音声データ(Voicy)をコピペしただけのチャンネルがユーザーさんに受け入れてもらえるのか?」というのが勝負の分かれ目だったと思うのですが、再生回数を見ても、コメント欄を見ても、どうやら受け入れていただいているようです。
(※ぶっちゃけ、もう少し相手されないと思っていました)
このことを受けて僕らは、「音声しかない『西野亮廣エンタメ研究所』の公式YouTubeチャンネルの何が受け入れられて、今後は、どうすればいいのか?」を言語化し、整理する必要があります。
その答えを探るべく、スリランカ滞在中に(暇なので)様々なYouTubeの動画を14時間ほどブッ通しで見たところ、面白い動画に出くわしました。
それは、「ひろゆきサン」がどこかに出された音声に、素人が勝手にイメージ動画を貼り付けて、違法アップされたものです。
その動画のコメント欄を見ると、「イメージ動画が邪魔!」というコメントがあり、そのコメントに対して「画面を見るなよ」と至極真っ当なツッコミが入っていました。
この場合、正論ツッコミはどうでもよくて、目を向けなきゃいけないのは、「なぜ、『イメージ動画が邪魔!』というストレスを覚えた人がいるのか?」という部分で、これは典型的な【期待値設計ミス】だと僕は見ています。
満足度の計算式は「内容-期待値=満足度」で、この解がマイナスになると人は不満を覚えます。
(※すべてのサービスに当てはまる計算式なので、参考にしてみてください)
今回の違法アップ動画に関していうと、「イメージ動画を貼ってしまったせいで、逆に、映像に期待させてしまって、不満が生まれた」というわけですね。
真っ黒の画面に「ひろゆきサン」の音声だけ流れていれば、期待値は低いので、満足度はプラスだったと思います。
この事故を踏まえて考えると……
西野亮廣エンタメ研究所』のチャンネルを立ち上げる時に、「ゆくゆくは僕がVoicyで録音している現場を横から撮影した動画をアップする」と言っていましたが、動画の質が悪ければ、不満が生まれてしまいます。
今、『西野亮廣エンタメ研究所』のチャンネルが喜ばれているのは、いい意味で、「お客さんがハナから(映像に)期待していないから」だと思うので、実は実は、『余計なテコ入れなどせず、このまま淡々と続けていけば、それなりに勝てる』というのが僕の見解です。
昨日丸一日YouTubeを勉強してみたのですが、空いているポジションを明確に見つけました。
もちろん、僕が1秒も時間を割かずに獲れるポジションです。
チャンネル登録者数が10万人突破した時にでも、お話しします。
(※チャンネル登録宜しくね!)。
YouTubeはもう勝ちが見えたので、次の挑戦に入ります。
現場からは以上でーす。
 
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