西野亮廣のエンタメsalon

西野亮廣エンタメ研究所の過去記事を中心にアップしてます

2020年01月07日のエンタメ研究所の過去記事

 
 

おはようございます。
品川庄司の品川さん宅で夕方から深夜まで呑み散らかして、その帰り道に、お会いしたこともないファッションデザイナーのKEITA MARUYAMAさんの御自宅に転がりこんで、朝4時頃まで呑み転がったキングコング西野こと、アル中ここに極まれりです。

さて。
今日もゴリゴリの仕事の話をしたいと思います。

今年は映画『えんとつ町のプペル』の公開年です。
最大決戦まで、1年を切っています。
興奮しますね。

絵本『えんとつ町のプペル』の世代別認知度やら、映画への期待度やら、ファンの熱狂度やら、キンコン西野の好感度といった諸々のデータ(他にも山積みのデータ)から、マーケティングチームが算出した映画『えんとつ町のプペル』の興行収入は“今のところ”国内で15億~20億円程らしいです。
現時点で、おおよその数字が出ちゃうのが凄いなぁと思う一方で、「15億円~20億円」という数字では、とてもディズニー超えは不可能です。

最低でも今の10倍は狙いたいところ。
ただ、この数字はあくまで「今のところ」の数字であって、ここからの仕掛け方次第で化ける可能性は多分にあります。

当然、難題フェチの西野は「望むところだ」モードに入っておりまして、今回の勝負は手持ちの戦力を総動員して挑む気でおります。

そんな中、昨日、僕のブログの方で「映画『えんとつ町のプペル』の楽曲のカバーをあなたのYouTubeチャンネルにアップしてくださったら、西野があなたのチャンネルを拡散します」という企画をコッソリと走らせてみました。

キンコン西野があなたのYouTubeチャンネルを宣伝します』
https://ameblo.jp/nishino-akihiro/entry-12564953567.html

「映画『えんとつ町のプペル』の楽曲のカバーを、いい感じに歌って演奏すればするほど、西野が何度も拡散するから、配信者さんも西野も得をするよね」という、西野得意のウィンウィンちゃん戦法です。

映画『えんとつ町のプペル』が、皆の力で世界を変えるストーリーなので、その作品の制作および広告も皆の力でやった方が文脈として綺麗だし、なにより、それこそが西野亮廣の得意技であります。

ところで、今回の「カバー曲企画」は、まだまだ人の巻き込み方が甘いと思います。

・西野(プペル)に興味がない配信者を巻き込めていない。
・歌い手しか参加できない。
・お客さんが今回の企画の「作り手」になっていない。

…の三つが、まだ詰めきれていません。
そして、ここを取りこぼす西野ではありません。

というわけで、こんな仕掛けはどうでしょう?

『1番素敵なカバーを作ってくれた配信者さんに賞金100万円をプレゼント。そして、その100万円はクラウドファンディング(1口500円)で集める』

賞金をクラウドで集めることで、お客さんも作り手になります。
この際、気をつけなきゃいけないのは『賭博罪』ですね。
「皆から集めたお金を総取り」という風にしてしまうと、良くなさそうです。

近いところでいうと、『M-1グランプリ』などは優勝賞金1000万円を提供する一方で、2000円の参加費を徴収していたりします。
ただ、「参加費は会場使用料に充てていて,賞金は別途スポンサーが提供している」という建て付けで逃れているわけですね。

『ドキュメンタル』も、演出上は「参加費総取り」みたいな打ち出し方をしていますが、「賞金は別途番組が用意している」といった建て付けをしていたと思います。

ぶっちゃけ、今回のコンクールの主催を『西野亮廣エンタメ研究所(株式会社NISHINO)』にしてしまえば、サロンの宣伝にもなるのだから、そこから賞金100万円を出せばいいと思っているのですが、クラウドファンディングを絡めることで、興味を持ってくれる人(当事者)を増やすことが重要なので、500円程度のリターンを出して、一人でも多くの人を絡めていきたいなぁと思っていたりします。

現在、法務チェックをしているところで、「どういう建て付けにすれば、今回の企画が前に進むのか?」を探っているところです。

賞金100万円を贈呈して、映画の宣伝もしつつ、アーティストさんの支援もできればいいなぁと思っております。
今回の企画は法務面でNGが出る可能性もあって、そうした場合、「西野がこういうことを考えていた」ということが世に出ないまま終わってしまうので、こうしてサロンに投稿させていただきました。

映画『えんとつ町のプペル』の公開日まで、やれることは全部やります。
どうか力を貸していただけると嬉しいです。

現場からは以上でーす。

 

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