西野亮廣のエンタメsalon

西野亮廣エンタメ研究所の過去記事を中心にアップしてます

2020年01月18日のエンタメ研究所の過去記事

おはようございます。
楽屋で、カジサックが赤ジャージに名札(白のガムテープ)を自分で貼っているところを見て、胸がしめつけられたキングコング西野です。
# 何の感情?
さて。
連日の投稿で、お気づきだとは思いますが、映画『えんとつ町のプペル』の戦闘モードに入っております。バッキバキです。
せっかくのオンラインサロンですから、この場所で皆様にお見せするのは、偶然などではなく、「キチンと狙って、確実にメガヒット」を生む過程です。
残酷かもしれませんが、多くのクリエイターさんが口にする「ヒットに恵まれない原因」が全て言い訳に聞こえるほど、徹底的に準備します。
そんなこんなで、昨日の投稿の続報です。
(※昨日の記事をまだ読んでない方は、先にそっちを読んでね)
昨日、「『カバー曲企画』は、映画『えんとつ町のプペル』の映像の一部をフリー素材にして、予告編を皆に作ってもらう為の前フリ(=こんなハチャメチャな提案を通す為の実績と信頼づくり)」という話をさせていただきました。
あの投稿の後、すぐに、スタジオ4℃(映画製作会社)の田中社長に「一部映像をフリー素材にして、皆に予告編を作ってもらいましょう」という話を持ち込みました。
田中社長からは、「私は何をすればいいの?教えてー!頑張るから!」というお返事をいただいたので、「おとなしくフリー素材にしてください(笑)」ということと、ドサクサに紛れて、「Vコンテの上映会をやりましょう!」とブチ込んでみました。
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『Vコンテ』の上映会って何?
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『Vコンテ』というのは、絵コンテ(静止画)を強引に繋いだ「ボラギノールのCM」みたいな動画です。
ここに仮で声(台詞)を入れて、アニメーターさんにお渡しします。
キングコング西野が毎晩やっているのは、この『Vコンテ』の修正ですね。
文字の羅列で見たストーリーと、映像で見たストーリーとでは、スピード感が全然違っていて、文字面だと耐えれたのに、映像になった瞬間に、急にタルくなったりするもんだから、「やっぱり、この台詞はカットで!」と支持を出したりします。
今日も空き時間は、その作業をやっています。
『Vコンテ』は、制作スタッフが共有する設計図なので、基本、一般のお客さんは観ることがないのですが(※ときどきDVDの特典映像とかで付いていたりします)、「希少価値」でいうと、完成品より価値は高いので、いっそのこと劇場で上映しちゃいましょう!…というのが今回の提案です。
当たり前ですが、2020年の年末公開の映画『えんとつ町のプペル』の完成前に立ち会えているのは現代人だけで、それこそ『Vコンテの上映会』なんて、映画公開後は絶対にできないので、今やるしかないでしょ(*^^*)
親が、成長した子の姿を確認したくなるような感覚で、『Vコンテ』を観たお客さんは完成品が観たくなると思うので、プロモーションとしては正解だと思います。
今回はこの『Vコンテ』に仮で曲(BGM)もつけて、1時間半ほどの映像作品として劇場で上映しようかと。
権利等々、クリアにしなきゃいけない問題はいくつかありますが、必ず実現させます。
上映後に「交流会」をして、「あそこの台詞、もっと、こういう言い回しの方がいいかも」「なるほどね!次のアフレコの時にやってみる!」といったコミュニケーションがとれるといいよね!
そして、その過程も撮影しておいて、YouTubeで配信します。
何かと仕掛けまくるので、メガヒット作りにお付き合いください。
現場からは以上でーす。
 
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