西野亮廣のエンタメsalon

西野亮廣エンタメ研究所の過去記事を中心にアップしてます

2020年03月04日のエンタメ研究所の過去記事

 

3月4日(水) ※3月6日以降は『いいね』を押さないでください。
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昨日は早朝から深夜までアトリエに籠ったにも関わらず何も思いつかずに「ちんすこう」を食べるだけで一日が終わりました。皆様、下には下がいるので元気出していきましょう。
キングコング西野です。
さて。
今日は「コミュニティーの今後」について、ボンヤリ思っていることを皆様と共有したいと思います。
五反田の某所(※住所は秘密。誰かに連れて来てもらって)にあるスナック『CANDY』は今、「代理ママ制度」がメインで回っております。
「代理ママ」というのは「スナックのママをやってみたいお客さん」のママ体験で、これまでは、イベントとして【一日限定】で代理ママをしていたのですが、続けているうちに、「スナックのママをやってみたいお客さん(代理ママ)」が増えに増えて、今では、「スナックのママをやってみたいお客さん」と「お客さん」で、五反田CANDYは回っています。
ちなみに、今週はスペシャルweekで、今日は「天津・向さん」、明日は「新インタへ9、ーン生」、明後日は「ダイノジさん」、その翌日は「バンビーノさん」が、それぞれ、ママを務められます。
お時間ある方は是非(※店の場所を知っている人を探しだして、連れてってもらって)。
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▼動き始めたネットワーク効果
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五反田のスナック『CANDY』は、「オジサンが女性をはべらかす場所」でも「愚痴を吐き出す場所」でも無く、「面白いことを仕掛けようとしている人達が集まっている場所」というブランドが確立されていて、酒の味や、ツマミの味など二の次。
お客さんは皆、お客さんに会いに行っています。
顧客が増えれば増えるほど、ネットワークの価値が高まり、顧客にとっての便益が増えていくことを『ネットワーク効果』と呼びますが、現在、スナックCANDYは『オンラインサロンのネットワーク効果』に乗っています。
もともと、オンラインサロンは「人数が増えれば、コミュニティーが薄まる」と言われていました。
たしかに、100人のコミュニティーよりも、10人のコミュニティーの方が、互いの顔と名前も覚えられるし、深い関係をきずけそうです。
ただ、この考えには『ネットワーク効果』が含まれていません。
そして、「深い関係」というのも、「オーナーとの深い関係」しか考えられていません。
これは、たぶん、日本で僕しか語れないことだと思うのですが…
サロンメンバーが50人から100人に増え、
100人から1000人に増えていく過程で、(良し悪しはさておき)たしかにコミュニティーは薄まったように思います。
ところが、会員が3万人を超えたあたりから、各地で「私の地元にもサロンメンバーがいる」という状態が増え、その人達同士が僕の知らないところで集まるようになり、五反田CANDYのような空間が日本各地に生まれ始めています。
それは各10人ぐらいのコミュニティーで、つまるところ、人数が増えたことによって、ネットワーク効果が機能し、コミュニティーが深くなっているんですね。
縦軸を「コミュニティーの濃さ」として、横軸を「会員数」とするグラフを用意した時に、その線は『右肩下がりの直線』ではなく、『U字』を描いています。
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▼ さらに加速させる
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自分(自分の店)の近所に、共通言語や、共通の趣味や、共通の志を持った仲間がいた方が、自分の活動が加速するに決まっていて、サロンメンバーの挑戦を応援する『西野亮廣エンタメ研究所』がやらなくちゃいけないことは、その環境を整えることです。
『近所』を軸に環境を作るとなると、それは、オンライン(FacebookInstagram、note)ではなくて、土地(地元)を絡めていく必要があります。
「駅前の○○に行くと、サロンメンバーがいるよ」という状況を作らないといけないわけですね。
ということもあって、先日、「オンラインサロンメンバーの地図(レターポットのマップ)の精度を上げてください」というお願いをスタッフさんに投げました。
オンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』の会員は、今や4万人に届く勢いです。
ここからは、もっともっと上手く、土地(オフライン)を絡めた設計が必要になってくると思います。
ちなみに、Twitter等でサロンの感想を呟く時は「#西野亮廣エンタメ研究所」に加えて「#○○(地名)」を入れると、具体的な仲間が見つけやすくなると思います。
現場からは以上でーす。

 

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