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2020年04月10日のエンタメ研究所の過去記事

4月10日(金) ※4月12日以降は『いいね』を押さないでください。
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おはようございます。
提案だけして、丸投げする気マンマンのキングコング西野です。
さて。
今日は『肌が合う雇用を作る』というテーマでお話ししたいと思います。
仕事人は今、「3つの問題」に直面していると思います。
(※踏み込んだ話になるので、ここから先は絶対に口外しちゃイヤよ)
一つ目の問題は「『会社』という形態は(必要なチームにとっては必要だけど)万能ではなくなった」ということ。
去年の10月頃にトヨタさんが「終身雇用厳しいっす!」とファイヤーされましたが、「年齢を重ねたスタッフの生産性が落ちているのに雇い続けなければいけない」は、今、あらゆる企業に重くのしかかっていると思います。
(※僕が仕事を外注している一番の理由です)
会社によっては、「年齢を重ねて、社内でトップクラスに考えが固いのに、高給取り」みたいなことが平気で起こっていて、なかなかやっかいです。 
ちなみに、日本のIT担当大臣(78歳)は「スマートフォンSNSを投稿できている」ことが就任の背景にあったとされています。
国民の皆様におかれましては、大いに絶望してください。
あと、ここ最近の問題として「必要なスキルが刻一刻と変わる」というのもあるでしょう。
『プロ看板娘』や『プロ客引き』は、営業がオンラインに移行した瞬間に、その能力が使えなくなりますし、ネトウヨTwitterのプロフィールにしがちな「萌えキャラ」のデザインはAIで代替可能になります。
インターネット・ロボット・AIは「役に立つ」を追及するので、「【役に立つスタッフ】を雇ってしまうと任せる仕事が無くなる」というパラドックスが起きてしまいます。
これが2つ目の問題と直結するのですが、学校は「役に立つ人」を育てるので、僕個人としては『学歴』をそれなりに信用してはいるのですが、それは参考程度で、学歴採用することは絶対にありません。
こんなことを表で言うとメチャクチャ怒られるのですが、去年、東大で講義をした時に、強烈な「田舎感」を覚えて、とにかく古かったんです。
考えてみれば教科書(歴史書)に、それなりの時間を投下した人の集まりなので、古いのは当たり前で、本音を言うと「この人達を雇うぐらいなら、AIでいいな」と思いました。
強烈な「ハシゴ外し」に遭っている不幸な世代だと思います。
一方で、強烈な「ハシゴ外し」に遭っている不幸な世代だということに気がついている子達からすると、現代は勝ち戦です。
1つ目は、「会社というシステムの限界」
2つ目は、「学歴だけでは選べない」
そして、3つ目は御存知「コロナちゃん」です。
これから多くの仕事人が職を失い途方に暮れるうと思います。
しかしながら、仕事というのは「余っているところには余っていて」、厳密に言うと「仕事が無い」のではなくて、「マッチングがスムーズにいっていない」だと思います。
そんなこんなで、「仕事が余っている会社」は求人をかけたいのですが、先にあげましたとおり、今、人材を選ぶのってメチャクチャ難しいんです。
東大生を引っ張ってきても、お荷物になることがあるからです。
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▼ ここで西野の外注(採用)の話をします
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ここ最近、株式会社NISHINOがインターン生を募集する時や、仕事を外注する時は、すべて『サロン内』で募集をかけています。
理由な2つです。
一つ目は「外の人間のスピードが地獄的に遅いから」です。
クラウドファンディング? 何それ? 詐欺か何かでしょ?」「なんで完成前に作品を見せちゃうの?」という人達に、ゼロから説明するコストを考えたら、毎日の記事を読んでくれて、時代感を共有している人の中から募集した方が遥かにコスパが良くて、昔でいうところの『学歴採用』みたいなノリです。
「エンタメの最先端でドンパチやるんだから、最低限、それぐらいは勉強しておいてね」という思いから、サロン内で募集をかけています。
(※15日に公開されるキングコングのPVもサロンメンバーさんに発注したのですが、最高の出来です!あざす!)
サロン内で募集をかける二つ目の理由は『肌が合う』からです。
現代は、手前味噌な能力よりも、肌が合うことの方がメチャクチャ重要だと思っていて…
何か問題が起こった時に延々と愚痴を吐き続ける人なのか、それとも、失敗してもいいから自分なりに行動して解決策を探ろうとする人なのか……やっぱり僕は後者と仕事をしたいんですね。
能力はAIで代替できるのだから、そんなことよりも人間性の方が遥かに価値が高くて、「気持ちよく仕事ができる」を僕は選びます。
んでもって、ここからが西野による「丸投げコーナー」なのですが…
おそらく、僕と同じように、サロンメンバーを雇いたいサロンメンバーって、いると思うんです。
さっき、Facebookグループでアンケートをとったところ、ものの20分ほどで、100社以上から「サロンメンバーを雇いたい!」という声が上がりました。
一方で「どうせ働くなら、肌の合うサロンメンバーの会社で働きたい」という声もあると思います。
僕がプロジェクトごとにサロンメンバーに外注しているように、プロジェクトごとに集合と解散を繰り返す「サロンメンバー×サロンメンバーの会社」の雇用のマッチングは、全然、需要があるなぁと思いました。
一番簡単なのは、『求人募集』のFacebookグループを作って、そこでマッチングしてしまえばいいのですが、それだと、サロンを退会した人もそこに居続けることができるし、Instagramやnoteでサロンを楽しんでくださっているメンバーが使いづらかったりします。
サロン内でパスワードを毎月発行して、サロンメンバーしか入れない『求人ブログ』を作ればいいのかな?
一番スムーズにマッチングできる方法を探りたいので、ベストな解決策を早く思いついてください。早よ!
キャリオク(https://kyarioku.jp/)さんを上品に絡められたら最高です。
とにかく、ここから1ヶ月で100人の雇用を生みます。
だから、早く思いついて!
早よっ!!!!
現場からは以上でーす。 
【追伸】
今、思いつきました。勝ちました。
 

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