西野亮廣のエンタメsalon

西野亮廣エンタメ研究所の過去記事を中心にアップしてます

2020年07月09日のエンタメ研究所の過去記事

7月9日(木) ※7月11日以降は『いいね』を押さないでください。
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おはようございます。
まだ一個も作っていないのに、「美術館、もう一個作りたいんだけど…」とスタッフに提案してみたキングコング西野です。
九州豪雨の復旧作業が続いております。
市役所に支援物資はたくさん届いているそうなのですが、(まだ上手く仕分けができていないのか)場所によっては物資が行き届いていないところがあるそうです。
現地入りしているスタッフとコンタクトをとり、丁寧&超特急で対応していきます。
支援金関連の御報告としては…
復旧作業が長引き、ボランティアスタッフの宿代が膨れあがりそうなので、その時は、オンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』の売り上げから支援すればいいと思っています。
「どうして、そこまで人を助けるのですか?」と訊かれ、「女の子にモテたいからですよ」と答えたところ、「またまたぁ~」と言われたのですが、半分マジなので、そこんとこ宜しくお願いします。
さて。
コロナ対策や水害復旧支援を言い訳にするのが一番ダサイので、作品制作でもブッちぎりで結果を出します。
そんな中、今日は『売り上げが止まらない仕組みを作るゾ』というテーマでお話したいと思います。
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▼ 背景(壁紙)ビジネス
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Instagramに写真をアップする時の被写体は「自分」です。
自分をイイ感じに見せたいので、そりゃ写真加工アプリの需要があるわけです。
SNSによって人々は「主役が見れる場所」から「主役になれる場所」を求めるようになりました。
この時代の勝者は、「強い主役」ではなく、「強い背景(壁紙)」であることは間違いなさそうです。
この時、「日常空間に再現できる背景」であることが重要です。
天空の城ラピュタ』は魅力的な背景なのですが(大好き!)、実際に背景利用するとなるとVRが限界なんですね。
『IP』は、これまでは物語に登場する【キャラクター】を指した言葉でしたが、現代は『キャラクターIP』と『背景IP』があります。
そして「日常空間に再現できない背景」だと、背景IPビジネスが機能しないんです。
僕が絵本を作る時は初期設定の段階から、二次展開、三次展開を見越すのですが、当然、「日常空間に再現できる背景」を強く意識しています。
そうして作られたのが『えんとつ町』です。
現在『えんとつ町』が、スナックや会議室や宿泊施設に展開している理由は、絵本を作る段階で『背景IP力』を強めに設定していたからなのであーる。
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▼ 西野が次に狙うのは…
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数日前の投稿で「生理現象を原資にする」という話を書かせていただきました。
「人間が生きていくかぎり必ず発生する需要を押さえ、その売り上げの数%を、絵本の寄付にまわす」というものです。
『定番』となった絵本はギフトとして機能します。人間が生きていくかぎり子供は生まれ続けるので、絵本がギフトとして届き続けます。
6行程度にサクッとまとめていますが、ここには様々な技が合わさっていて、「絵本を『買ってもらうもの』としているからアッパーが決まってくるわけで、『自分達で買って贈るもの』にしてしまって、その予算を生理現象から捻出すれば、無限ループじゃん」みたいなことを言っています。
そんなこんなで、西野が狙っているのが以下の3つ。
・ウンコ
・ゴミ
・髪と爪
これらは人間が生きていく限り必ず発生するエネルギーです。
上の2つはすでに押さえにかかっていて…
ウンコに関しては、売り上げの3%が絵本の寄付にまわさらる『プペルトイレットペーパー』を開発中。
ゴミに関しては、現在、ニウエという国でゴミ処理場を作ってるところです。
残すは…「髪と爪」です。
「皆の髪の毛と爪が伸びれば伸びるほど『えんとつ町のプペル』が売れる(贈れる)仕組みが作れたらいいなぁ」と思っていた矢先、表参道の美容室『NORA』の代表の広江さん(サロンメンバー)から、「ウチの店に、まったく使っていないスペースがあるので、ここを改装して『えんとつ町の美容室』にして、ここの売り上げの数%を絵本の寄付にまわしませんか?」という御提案をいただきました。
やるにきまってんじゃん!神かよ!
もともと僕が通っている美容室(自信をもってオススメできる美容室)なので、何の躊躇いもなく集客のお手伝いをすることができます。
『株』を持っているような感じで、NORAさんを宣伝すればするほど(NORAさんに足を運ぶ人が増えれば増えるほど)、絵本『えんとつ町のプペル』が子供たちに届きます。
というわけで、育毛剤を頭に振りかけて、髪が伸びるペースを上げておいてください。
『えんとつ町の美容室』の工事は、すぐに取り掛かります。
工事の状況は、逐一、こちらで御報告しますね。
今日は『売り上げが止まらない仕組み作り』というテーマでお話しさせていただきました。
現場からは以上でーす。
 
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