西野亮廣のエンタメsalon

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2020年08月23日のエンタメ研究所の過去記事

8月23日(日) ※8月25日以降は『いいね』を押さないでください。
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おはようございます。
新しく引っ越したオフィスの場所を教えてもらえないのですが、皆に新オフィスの電柱広告を出してもらうことによって新オフィスまで辿り着いてやろうかと思っているキングコング西野です。
さて。
ここ最近、ゴリゴリの広告話(仕事話)が続いたので、今日は一旦お休みして、この夏『株式会社NISHINO』に新しく入ったインターン生(3期生)について、お話ししたいと思います。
この先、皆様の活動のサポートをさせていただいたり(※時には逆に助けていただいたり)するのが彼らだと思うので、今日の記事でサロンメンバーの皆様と三期生の距離が近くなると嬉しいです。
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▼ 最終面接のこと
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本題に入る前に、僕が立ち会ったインターン生の最終面接について。。
最終面接では6人から4人に絞らせていただいたのですが、そこには僕の意向も含まれています。
ここで「結果」だけをお伝えするのは、最終面接で見送られせていただいたお二人に申し訳が立たないので、キチンと僕の口から「選考理由」を伝えたいと思います。
結論から先に申し上げると、まさか「能力不足」などで見送らせていただいたわけではありません。
ただの「タイミング」です。
一人の女の子は、すでに別の会社の内定が決まっていて、エンタメ勉強がてら『株式会社NISHINO』の門を叩いてくれました(※全然オッケー!)。
彼女がやりたいコトや、作りたい未来は全力で応援したいのですが、それは今回のインターン期間中に叶えられるものではなく、ヘタすると「雑用をして終わり」という時間になりかねないと判断し、見送らせていただきました。
もう一人の男の子は、とてもガッツのある「高校3年生」で、「大学受験を捨ててでも、この1ヶ月(インターン期間)に賭けたい!」と言ってくれたのですが、この1ヶ月の間に、それこそ『エッフェル塔の個展』のような派手目のイベントがあれば、お任せしていましたが、今、株式会社NISHINOが仕掛けているプロジェクトは、どれも長期スパンのもの(※移動遊園地の開発とか)で、この1ヶ月は『準備期間(答え合わせができない)』になりそうなので、見送らせていただきました。
言い訳がましくてイヤですが、最終面接に立ち会った僕も、社長のヤン君も、田村Pも、株式会社NISHINOのことは一旦後回しにして、お二人の人生を(僕らなりに勝手に)考え、「この1ヶ月は株式会社NISHINOに使うべきではない」という判断をさせていただきました。
タイミングさえ合えば、僕らはいつでもウエルカムなので、また気が向いたら声をかけてください。
最終選考には、そういった事情がありました。
今回、インターンに応募してくれた全ての学生さんを尊敬しています。
んでもって、ナンジャカンジャでピンポイントで仕事をお願いすることになると思うので、またその時は力を貸してください。
そんなこんなで、株式会社NISHINOの三期生が揃いました。
この人達です↓
『後輩に仕事を託しました』
そして、ここからは三期生にメッセージを贈りたいと思います。
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▼ 三期生へ
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まずは今回、「株式会社NISHINO」のインターンに応募してくれてありがとう。
キミ達が「100人に1人」という狭すぎる門をくぐった理由は、インターンに応募する前から様々な挑戦していたからに他なりません。
僕は、今回のインターンに落っこちてしまった子達と、これまで何度も酒を酌み交わしてきました。
キミ達が立っている場所に、立ちたくても立てなかった人達です。
インターンに受からなかった彼らの話を何時間も聞いて、時には、泣き出した奴の相手もして(笑)、僕なりに彼らの想いを受け止めてきました。
彼らが僕に語ってくれた夢を、僕は叶えたいです。
彼らとの別れ際、僕は「面白くなれ。そしたら必ず一緒に仕事ができるから」と声をかけました。
そして彼らは今、その言葉を信じ、また走り初めています。
なので、一つ約束して欲しいことがあります。
彼らが納得する三期生であってください。
じゃないと、割り切って再スタートを切った彼らがバカみたいな気持ちになるので。
その責任を背負っていることを自覚してください。
まもなく知ると思いますが、残念ながらキミ達がこれまで学んだきたことは、ここでは1ミリも通用しません。
そして、才能やセンス以前の問題で、シンプルに「西野亮廣の3分の1の努力もできていない自分」を知ることになると思います。
そして残念ながら、「努力量」というものは、ちょっとやそっとのマインドチェンジで増やせるものではなく、まずは、その身体にヘバリついている贅肉を落とさないとどうにもなりません。
ちなみに、僕と同じスピードで走ろうとした僕の相方は、一度、気が狂ってしまいました。
絵本作家を目指し、筆を握り続けた僕の指の骨は変形しました。
ここは、そういう世界です。
夢破れた者達の希望や嫉妬や恨みの上に成り立っている世界です。
全ての言い訳を捨てて、あらゆる覚悟を背負わないと、息することすらままなりません。
ただ、「受け身」になった瞬間に存在価値を失いますが、本気で戦う気があるのであれば『株式会社NISHINO』は結構イイ環境だと思います。
とっとと己の非力さを知って、
大急ぎで成長して、
やりたいことがあれば積極的に提案して、
提案を通すだけの結果を残して、
会社から予算を引っ張ってみてください。
御存知のとおり、僕は、その挑戦が面白かったらビックリするぐらい支援します。
なんとなく、行動の指針になるようなものがあった方がいいのかなぁと思ったので、クソミソに評判の悪い【電通鬼十則】に習って、【西野のおもしろ八則】を最後に書いておきます。
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『おもしろ八則』
【一】
知らないものを否定するな。
知ってから否定しろ。
【ニ】
お金を貯める人間になるな。
お金を動かす人間になれ。
【三】
ボランティアで相手を助けるな。
自分の取り分を設計した上で、相手を助けろ。
【四】
勇敢に立ち向かうな。
確実に勝てる準備を整えて、実行しろ。
【五】
全員の意見を反映するな。
全員の意見を参考にし、最後は独断しろ。
【六】
いつまでも正解を探すな。
自分が選んだものを正解にしろ。
【七】
正論を掲げるな。
ユーモアを掲げろ。
【八】
新しいオフィスの場所を教えろ。
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昨日より面白い世界を作りましょう。
宜しくね。
【追伸】
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