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2020年10月03日のエンタメ研究所の過去記事

10月3日(土) ※10月5日以降は『いいね』を押さないでください。
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おはようございます。
LINEの未読が800件を超えたので、そろそろホームレス小谷の頭でスマホを叩き割ってやろうかと思っているキングコング西野です。
さて。
今日はビジネスの話などではなく、今の僕の気持ちを共有させてください。
今朝のVoicyでお話ししましたが、昨日、映画『えんとつ町のプペル』のメインキャラクターである「ブルーノ」のアフレコ収録がありました。
※ここから先の話は絶対にナイショです。
ブルーノの声を担当してくださるのは、立川志の輔師匠。
※1年前の記事↓(※これも、まだナイショね)
志の輔師匠は、TVのレギュラーでスケジュールを埋めたものの突き抜けることができていなかった25歳の頃の僕に、新しい世界を見せてくれた人です。
「そっちもいいけど、こっちの世界にも、こんな面白いものがあるよ」と。
志の輔師匠の落語に出会っていなければ、僕は今のような活動はしていなくて、あのままTVの世界にいたかもしれません。
勿論、そこにはそこの楽しさもあるとは思うのですが……少なくとも世界(海外)に目を向けることはしていなかった。
志の輔師匠の落語に出会い、覚悟を決めたあの日から、世界がライバルとなり、挑戦の難易度が遥かに上がりました。
おかげで急成長しなくちゃいけない環境になり、
「自分の成長」に絞ったスケジュールとなり、
いろんなものを諦めましたが、
それと引き換えに手に入れたものもたくさんあります。
そのキッカケを作ってくださった志の輔師匠で、今は感謝しかありません。
ブルーノの台詞は「あて書き」です。
志の輔師匠の落語を何百回も聴き込んで、頭の中で志の輔師匠に台詞を読んでいただき、志の輔師匠が口にしたときに一番気持ちが良い音とリズムを探りながら書きました。
そして、昨日の収録では、「もう一回お願いします!」「もう2まわりぐらいテンション上げたパターンの声もください!」と、納得がいくまで何度も何度も録り直しをお願いしました。
ぺーぺーの芸人が立川志の輔師匠に指示を出すなんて、ありえないことなのですが、ここまできたら、やっぱり1ミリの後悔も残したくなかったので。
そのこともお伝えして、何時間も何時間も付き合っていただきました。
ラストシーンの「ブルーノ」の一人語りは、全員が涙すると思います。
全ての挑戦者の気持ちを代弁した台詞です。
今、後輩がミュージカルやVRなどを作ってくれているので、また新しい物語が始まりますが、ひとまず、『えんとつ町のプペル』の第一章は、ラストシーンのブルーノの一人語りで幕を閉じます。
どうか、長く長く続いたこの挑戦の最後を見届けてください。
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▼ もうすぐ完成する映画『えんとつ町のプペル
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あとは届けるだけです。
コロナ中に勝負に出ているのですから、苦労も理不尽も織り込み済みです。
この時期の公開を決めたのは、他の誰でもなく僕なので、やれることは全部やります。
そんなこんなで「業務連絡」です。
▼(サロンメンバーさんへ)
昨日、うちのスタッフが各県人会に記事を投げてくれました。
「各県ごとに、地元の映画館の応援(宣伝)をするクラウドファンディングを立ち上げよう」という企画です。
この企画を通じて、同じ地元のサロンメンバーさん同士が繋がり、その後の互いの活動を応援し合える関係が築けたらいいなぁと思っていますので、是非一度、県人会グループを御確認ください。
▼(プペルバスのスタッフさんへ)
12月24日~26日に六本木ヒルズ(六本木ヒルズアリーナ)をハックします。
いろいろ考えたのですが、映画以外のコンテンツでお客さんを呼んで、映画の宣伝をした方が良いと思うので、満願寺や東京タワーやエッフェル塔でおこなった『光る絵本展』に、『ほんやのポンチョ』の絵も足して、ワンサイズ大きめの『光る絵本展』を開催したいと思います。
もちろん「入場無料」です。
これによって会社が潰れたら責任とってください。
聞けば、この期間中、全国各地を走り回っている『プペルバス』のスケジュールが空いているみたいなので、プペルバスのスタッフさんは、田村Pや只石さんに連絡して、12月24日にプペルバスを六本木ヒルズまで運んできてください。
「光る絵」に関してはコチラで用意したものの方が(大きくて)見映えするので、この日の『プペルバス』の用途は、「『えんとつ町のプペル』の巨大な絵がプリントされたバスの車体にプロジェクションマッピングをする」でいいんじゃないかなぁと思っています。
12月の屋外展示ということもあり、スタッフさんの暖がとれる場所が必要なので、プペルバスの中をスタッフ楽屋にするといいかもしれません。
▼(吉本のマネージャー陣へ)
まもなく映画『えんとつ町のプペル』の本ポスター(メインビジュアル)が関係します。
メインビジュアルの公開と同時に、ポスターデータをダウンロードできるページを立ち上げてください。
そこリンクを僕のTwitterのトップに固定して、誰でも映画『えんとつ町のプペル』の本ポスターをダウンロード&プリントアウトできるようにしましょう。
同時に「文字情報」が一切入っていない(イラストだけの)ポスターも用意してください。
こちらは絵画的な価値があるものなので、販売して、映画の宣伝費にまわしましょう。
ポスターを販売する際、最大のネックとなるのは「送料」です。
なので、送料込みでも採算がとれる数(※たとえば20枚セット)で販売して、転売をOKにしてください。
そうすれば、実店舗を持たれている方が『えんとつ町のプペル』のメインビジュアルポスターの販売所となり、そのお店の集客&売り上げに貢献することができます。
一枚単位で買いたい方もいらっしゃると思うので、そちらは『個展会場(六本木ヒルズ)で直接受け渡し』を条件にして販売してください。
そうすれば、送料を省けますし、個展の集客に繋がります。
「クラファンの購入画面のスクショ」をポスター引換券にすると話が早いと思うので、ポスター受け渡し窓口では、ポスター購入者の方の名前を五十音順に事前に並べておいてください。好きです。
……「業務連絡」は、あと70個ぐらいあるので、今日は、この辺で。
今日はこれから映画『えんとつ町のプペル』の取材ラッシュ。
やるぞ、おい。付き合ってね。
最終決戦だぜ。
現場からは以上でーす。
【追伸】
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