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2021年01月10日のエンタメ研究所の過去記事

1月10日(日) ※1月12日以降は『いいね』を押さないでください。
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おはようございます。
後輩と呑んでいる時に「100%成功するコツは、成功するまで続けることだ」という台詞をキメた後に、過去に5000万回こすられた台詞だということを知り、身体半分が消えて無くなったキングコング西野です。
さて。
今日は『集めた手札を切りまくる』というテーマでお話ししたいと思います。
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▼ 映画の意味変
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すでにお聞きなられているかもしれませんが、昔から僕の周辺をウロチョロしていた後輩(ブロードキャスト房野君&山口トンボ君)が、日本中から叩かれ倒していた“あの日の西野亮廣”を語るトークイベント『西野の側近が語る「誰も知らない、あの日の西野亮廣」』の開催が決定しました。
こちらは『映画 えんとつ町のプペル』の公開を記念したトークイベントで、「あの日、西野は何をしていたのか?」という“彼らしか知らないエピソード”を話すというもの。
『映画 えんとつ町のプペル』のストーリーは、“あの日の西野亮廣”を下地にしたものであるので、もっとこいのテーマです。
▼イベントの参加はコチラから→https://poupelle.com/news/?p=652
こちらはオンラインイベントで、イベントの参加チケットは『映画 えんとつ町のプペル』の半券(1月10日~13日)となっております。
サロンメンバーの皆様からすると、「へぇ~、今回は映画自体をイベントの参加券にしたのね」といった調子で、べつだん目新しい打ち手でも何でもないかもしれませんが……
ビックリマンチョコ』をチョコではなく【シール】として売り出したように、
『AKBのCD』をCDではなく【握手券】として売り出したように、
『絵本 えんとつ町のプペル』を絵本ではなく【おみやげ】として売り出したように、 
『意味変(意味の変更)』を選択肢として持っていない人には、「映画をチケットにしよう!」は、なかなか辿りつく答えではありません。
ちょっとアレですが、着地ポイントは同じでも「映画の特典としてトークイベントをしよう!」と「『映画』をトークイベントのチケットにしよう!」では思考回路がまったく違うわけで……“目的地に辿り着くまでのルート”はなるべく多く持っておいた方がいいと思います。
『映画 えんとつ町のプペル』は、これまで試し続けた実験結果の総力戦の様相を呈していて、「うんうん。この日の為にやってきたんだよな」と噛み締めております。
同時に、僕がもし勝ちパターンに定住する人間であれば、こういった局面での打ち手が圧倒的に不足していたわけで、あらためて、勝ちパターンは積極的に捨てていこうと思いました。
とりあえず、『西野の側近が語る「誰もしらない、あの日の西野亮廣」』は絶対に面白いイベントになりますので、是非、ご参加ください。
▼イベントの参加はコチラから→https://poupelle.com/news/?p=652
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▼ 「意味変」やら、「ギフト」やら
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勝ちパターンに定住せず、一回でも多くの実験を繰り返し、一つでも多くの実験結果(選択肢)を持っておくことが、特に、先の読めない時代の最大のリスクヘッジだと思います。
僕らは、ある日突然「この道端に落ちている石を売りなさい」というような無理問題を突きつけられる時代にいるわけで……その時に、
「石の意味を変えてみたらどうだろう?(石×意味変)」や、
「石をギフトにしてみたらどうだろう?(石×ギフト)」といった調子で、次々に“あてはめていける実験結果”を持っているか否かが明暗を分けるってばよ!
これ(実験結果)を持たない人は、秒速で手詰まりになるわけですね。
房野君とトンボ君にお願いした『あの日の西野亮廣』(※参加チケットは映画の半券)は可能性だらけだと思っていて、同じパッケージで大阪の後輩バージョンもできますし、映画の半券を参加チケットにした『西野亮廣講演会』もあると思います。
今、ボンヤリと考えているのは、クリエイターの卵や、美大生向けに『クリエイティブとお金』をテーマに語るオンライン講演会です。
まずは映画を観ていただいて、「今、ご覧いただいた作品を生む為には、クリアしなきゃいけない問題があって、そのうちの一つが『お金』です。そして、これは学校では教えてもらえません」というパンチラインから入る講演会は、かなり面白がってもらえると思います。
問題は、この時、「参加チケットとなる映画」を誰に売るか?です。
もちろん学生さんに受け取ってもらいたいのですが、おそらく学生は、まだ夢で盲目になっていて、「お金の問題を解き続けないと、どれだけ才能があっても活動を続けられない」という問題と向き合っていません。
なので、このコンテンツを売るのは、『「お金の問題を解き続けないと、どれだけ才能があっても活動を続けられない」という問題と向き合っていない学生の未来を想う大人』だと思います。
つまり、利用者と購入者を分けてしまって、『ギフト』として、「参加チケットとなる映画」を売った(打ち出した)方がイイ。
「意味変したものをギフトとして売る」という少し複雑な合わせ技ですが、ギフトとして大人に向けて販売すれば、たとえば「10人分」を買ってもらえます。
お金の問題と向き合っている感度の高い学生に向けて販売しても「1人分(自分)」しか買いません。
※絵本も『絵本』として販売したら、一人1冊の御購入だけれど、『ギフト』として販売したら、一人で10冊買ってくれる人がいたよ。
これを“当てずっぽう”で仕掛けるのではなく、これまでの実験結果に基づいて仕掛けることが大事で、先ほども申し上げましたが、『映画 えんとつ町のプペル』は、これまで試し続けた実験結果の総力戦の様相を呈しています。
サロンメンバーの皆様には、「ああ、あの時の、あの打ち手を、ここで転用するのね」と面白がっていただければと思います。
映画公開後も手を休めることはありません。
もう二度とやってこないこの瞬間を、こういった形で皆様と共有できて幸せです。
最後まで見届けてください。
現場からは以上でーす。
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