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2021年02月19日のエンタメ研究所の過去記事

2月19日(金) ※2月21日以降は『いいね』を押さないでください。
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こんにちは。
午前中に突き指をしてしまって、サロンの記事の投稿が遅くなってしまったキングコング西野です。
さて。
ここ最近、難しめの話(というか経営者よりの話)が続いたので、今日は一旦クールダウンして、「『映画 えんとつ町のプペル』の世界戦は、こんな状況だよー」という話をしたいと思います。
情報共有回です。
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▼ 世界戦は少し勝手が違うよ
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ありがたいことに『映画 えんとつ町のプペル』は【観客動員数】150万人を突破し、【興行収入】20億円を突破。
公開から“まもなく2ヶ月”で、当初の予定よりも大幅に公開期間が伸び、ロングラン上映となりました。
完全に皆様のおかげです。
そろそろスクリーンも閉じはじめると思いますが、黒西野が二の矢を考えていないハズもなく、時期がきたら「…あの、今度は○○をしようと思うんだけど…」と話し始めるので、その時はお付き合いください(^o^)
さて。
『映画 えんとつ町のプペル』の公開期間は当初「1ヵ月」の予定でした。
「1ヶ月経って、まだ元気だったら、もう少しだけ上映期間を伸ばしましょうね」といったノリです。
これって、僕らのような弱小ベンチャーにとってはかなり大きくて……
イムリミットとして「1ヶ月」は約束されていたので、「クチコミが広まりはじめる2週目に、テレビCMを打って、同日公開のポケモンを2週目で抜いて、ザワッとさせよう」という打ち手がとれたんです。
サロン内なのでメチャクチャ生々しい話をすると……
2週目(3週目?)のランキングでポケモンを抜いた時、その時点では『累計の観客動員数』ではポケモンを抜いてなかったんです。
「2週目の動員数が上回った」というだけです。
満遍なく力を入れてしまうと僕らのような弱小ベンチャーは体力負けしてしまうので、『巨人の弱点』を見定めて、一点突破。
つまり、
メジャータイトルの集客が落ち着きはじめたタイミングで、広告費をかけて、“その週の動員で上回って”話題を作り(認知を獲得し)、あとは、そのまま勝ちきる……という手を選びました。
こんにちは、黒西野です。
広告費には限りがあるので、もっとも広告効果があるポイントで広告を出すのって、とっても大事っすよ社長さん。
ここで整理しなければいけないのは、「広告費は2週目に残しておきましょう」という台詞が吐けたのは、『公開期間が1ヶ月ある』という約束(条件)があったからで、公開期間が10日間だったら、その手は打てないんです。
で!
映画の世界戦になると、だいたい公開期間は10日間とかなんですww
「週末から始まって、次の週末で終わり」とかです。
つまり、次(世界戦)は短期決戦で、今回、弱小ベンチャー映画が国内で仕掛けたような手は打てません。
今日、皆さんに共有しておきたいことは次の2つ。
「世界戦は短期決戦になるよ」ということと、
「現時点で西野には何の策もないよ」ということ(笑)。
世界戦の初戦は4月1日公開の『台湾』です。
台湾ではコロナは終息しており、思う存分、人が出歩ける環境にあるのですが、どっこい、『えんとつ町のプペル』は無名作品です。
初日の公開からクチコミが拡がるまで許された時間もありません。
いきなり絶体絶命なのですが、こういうところから皆さんと共有しておこうと思って、こうして記事を書かせて貰っている次第です。
そんな中!
メガネブランド『OWNDAYS』代表の田中さんから、「西野君。ウチ、台湾で結構、お店を出してるので、アレだったら手伝えるよ」とお声がけいただき、秒速で食らいつく犬西野。
そして、
なんと、サロンメンバーの中に、台湾で人気のYouTuber『三原ジャパン』さんがいて、「なんか、手伝いますよ」とお声がけいただき、犬西野は尻尾を振り回します。
他にも「こういった形で手伝えますよ」という方がいらっしゃったら、お声がけください。
人面犬が飛んでいきます。
とりあえず今日は情報共有回です。
絶体絶命には違いありませんが、ピンチはそこそこ得意です。
この状況から、どう台湾戦を攻略するか?
その辺を見届けていただけると嬉し……いや!
見届けるのではなくて、具体的に手伝っていただけると嬉しいです。
決戦は4月1日
やるぞー!!!!!
現場からは以上でーす。
 
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