西野亮廣のエンタメsalon

西野亮廣エンタメ研究所の過去記事を中心にアップしてます

2021年06月01日のエンタメ研究所の過去記事

6月1日(火) ※6月3日以降は『いいね』を押さないでください。
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おはようございます。
本日から渋谷『CHIMNEY COFFEE』に来た小学生以下の子供に絵本『みにくいマルコ ~えんとつ町に咲いた花~』をプレゼントすることに決めたので、あなたの中での西野の好き度をもう二段階ぐらい上げて欲しいキングコング西野です。
さて。
今日は『もっと海外の皆さんに歩み寄ろうと思っているので、ちょっと手伝ってくれませんか?』というテーマでお話ししたいと思います。
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▼ 現地の人と仲良くなる一番の方法
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海外での映画公開や映画祭などで、(コロナ禍なのでオンラインではありますが)現地の方に向けて舞台挨拶をさせていただく機会がチョコチョコと増えてきました。
僕と海外に行ったことがある方(※サロンメンバーさんとフィリピンの山奥に行ったよ)はご存知だと思いますが、西野ときたら、どこの国であろうと現地の人達と仲良くなるスピードが半端ないです。
相手の懐に入るスピードに関しては、地球人の中だとベスト10に入る自信があります。
結局、その調子でラオスの「ララ村」の皆さんとも意気投合し、小学校も建てちゃったほど。
ちなみに、ラオスには「ラーオ語(ラオス語)」という公用語があるものの、山奥の村になってくると、ラーオ語すら伝わらない人が出てきます。
が、村の子供から爺ちゃん婆ちゃんまでのハートを秒速でガッツリと掴む西野氏。
現地の人達と一番てっとり早く打ち解けるポイントがあります。
それは、「あなたと仲良くなりたい」という態度を示すこと。
中学校で習うような正しい文法なんかよりも、「あなたと仲良くなりたいんだ」という態度の方を示すことの方が遥かに重要で、余談ですが(世界を飛び回るホームレス小谷が)タクシーの海外の運転手さんに「急いでくださいっ!」と伝える時は、「ゴッドスピード、GO G O GO!」です。
これで、100%伝わります。
海外の舞台挨拶も同じで、大切なのは、「西野が、舞台挨拶の(お客さんとの)この僅かな時間をどれだけ大切にしているか?」を態度で示すこと。
そう考えると、冒頭の挨拶は「現地の言葉」の一択です。
一昨日の韓国の舞台挨拶では、
「ヨロブン、アニョハセヨ。チョヌン、西野亮廣イムニダ(皆さん、こんにちは。私の名前は西野亮廣です)」
とブチかました後に、
「チッチョネ、ハングゴル、コンブヘッソヨ(直前で韓国語を勉強したよ)」
と、お茶目を付け足す西野氏。
少々噛もうが、少々間違えようが問題ありません。
プレゼントと同じで、「お互いの距離を縮める為に費やした時間(努力)」を可視化することに意味があって、現地後での挨拶は(※きっと「よくできました」の意味も込めて)毎度、拍手が起こります。そして、皆、嬉しそうです。
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▼ 韓国の一人のお客さんから…
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そんな調子で盛り上がった韓国の舞台挨拶は「質問コーナー」へと発展し、約1時間に渡って、現地韓国のお客さんとコミュケーションをとらせていただきました。
その中で一人、僕のことを応援してくれているファンの方が、「日本語は難しくて分からないけど、西野亮廣が今考えていることに興味があって…」と話を切り出されます。
よくよく話を聞いていると、なんと、このオンラインサロンに入会されて、(翻訳アプリなどを駆使して)韓国語に翻訳して、毎日読んでくださっているという。
作品に興味を持った後に、作者の考えに興味を持つのは至極当たり前の話です。
それこそ僕は作家ミヒャエル・エンデの大ファンで、「エンデが、どういう想いで『モモ』や『はてしない物語』を書いたのか?」に興味が湧き、彼の考えが綴られている書籍を読み漁りました。
『映画 えんとつ町のプペル』は、エンデが問い続けた「どうすれば『お金』の支配から自由になれるのか?」というテーマが下地になっていて、エンデの思考無しには生まれることはありませんでした。
ありがたいことに、エンデの思考は日本語に翻訳されているものが多く、(実質)小卒の僕でもインプットすることができました。
翻って、僕はどうだ?
『革命のファンファーレ』などがアジアのいくつかの国で出ているものの、日本のように、毎日、考えを発信できていません。
作品だけを発表して、「西野が考えていることを知りたければ、そちらで頑張って翻訳してください」といった姿勢です。
まるで歩み寄ろうとしていません。
サロン記事を頑張って翻訳してくれている韓国の子の話を聞いて、「これはダメだな」と反省しました。
僕の方からもっともっと歩み寄らないといけないし、「あなたと仲良くなりたいです」を態度で示さねばなりません。
思い立ったが吉日。
そういえば、このサロンには各国で生活しているサロンメンバーさんがいます。
彼らにギャランティーを支払って、仕事として(副業として)、西野のブログ(西野の現地の個人ページ)を立ち上げてもらい、僕が毎朝ブログに書いている文章(Voicyを文字起こししたもの)を現地の言葉に翻訳してもらおうかなぁと思いました。
今、僕が知りたいことは以下の二つ。
・1500文字〜2000文字の日本語を現地の言葉に翻訳する際のギャランティーの相場。
・テキスト(ブログ等)の文化は、現地では、どれぐらい浸透(もしくは衰退)しているのか?
僕の理想は、Voicyに想いを録音したら、それが各国の言葉(文章)に翻訳されて、世界中の人に届くこと。
そして、それが現地で活動しているサロンメンバーの副業(雇用創出)になること。
まるで文化の違う国で生活されているサロンメンバーさんがこのサロンの中にはいらっしゃいます。
答えられる範囲で、お答えいただけると嬉しいです。
あと、「その副業、やります!」という方もお待ちしております。
反省しました。
作品だけじゃなく、キチンと世界中に歩み寄ります。
現場からは以上で〜す。
 
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