西野亮廣のエンタメsalon

西野亮廣エンタメ研究所の過去記事を中心にアップしてます

2021年06月12日のエンタメ研究所の過去記事

6月12日(土) ※6月14日以降は『いいね』を押さないでください。
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おはようございます。
上下関係が厳しい芸人界において、先輩のインパルス堤下君を10年ぐらい後輩のように厳しく扱っているキングコング西野です。
さて。
今日は、『えんとつ町のクリエイターを支援する』というテーマでお話ししたいと思います。
今日は、ちょっとしたテストの提案です。
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▼ キチンとビジネスにする
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昨日の記事では「クリエイターは、ガタガタ言ってねぇで、クオリティーをあげろ」という話をさせていただきましたが、一方で、クリエイターさん(サロンメンバーさん)の支援はドンドンやっていこうと思っています。
たとえば今、CHIMNEY COFFEEというブランドで、コーヒーを作ってくださっている『LANDMADE』さんや、フィナンシェを作ってくださっている『ちひろ菓子店』さんを応援させていただいています。
(※カフェオレボトル、毎日飲んでます!)
最近だと、 CHIMNEY TOWN Tシャツ(チムT)で、『タカタエンブレム』さんと、『飯田織工』さんの応援をさせていただいています。
(チムT、同じやつ10枚ぐらい持ってます!)→https://www.custom-japan.com/category/item/item-chimneytown/
「応援」というのは、「頑張れ〜」「負けるな〜」とかじゃなくて、バチクソ具体的に【販売のお手伝い】をさせていただいています。
良い物(確かな品質の商品)をオススメすると、「教えてくれてありがとう!」とお客さんから感謝されるので、オススメする側(僕)にもメリットがあります。
昨日、「クリエイターさん(サロンメンバーさん)支援の幅を拡大していきたいなぁ」とボンヤリと考えていて、ツイッターで「えんとつ町」で検索をかけると、たとえば『マルコのフィギュア』などなど、「えんとつ町」を絡めた2次創作物がたくさん出てきました。
フリーの作家さん達が、趣味のような感じで作っているんです。
その中には、確かなクオリティーのものがあったりして……「これ(趣味の延長)で食っていけるに越したことはないよなぁ」と思いました。
・クオリティーは間違いない
・買いたい人も全然いそう
普通に考えるとビジネスとして成り立ちそうなのに、作家さんの他の投稿を見るかぎり、ビジネスとして回している様子はありません。
一体、何が彼らのブレーキになっているのでしょうか?
今日はこの問題を解きます😊
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▼ 「値段が付けられない」という問題
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たしかな作品(商品)を作っていて、需要もありそうなのに、ビジネス展開できていない理由の一つに「発信力が無い」という問題はあると思います。
クリエイターとして「良いモノを作ること」は絶対条件ですが、しかしながら「良いモノを作れば売れる」という世界ではありません。
これだけモノで溢れた世界になると、「見つからずに終わる」ということは往々にしてあります。
この問題に関しては、作家さんの発信を積極的にシェアすることで背中を押すとして…それより何より、もう一つ、
「えんとつ町の2次創作物を生み出す作家さんがビジネス展開できない大きな問題」
があることに気づきました。
それは……「自分の作品に値段を付けられない」です。
もう少し踏み込んだ表現をすると…
「『えんとつ町』というコンテンツを借りている立場で、高い値段を付けてしまうと、『あいつ、他人のコンテンツで金儲けをしてやがる』と思われるかもしれない(叩かれるかもしれない)ので、販売するにしても、安い値段で販売するしかない」
です。
クリエイターは自分のイメージを気にするので、ただでさえ“自分の作品に自分で値段を付けるのが下手クソ”です。
そこに、「『えんとつ町』というコンテンツを借りている」が加わってしまうと、正しく値付けをすることはほぼ不可能です。
その結果…「安価で販売する(あるいは無料で提供する)」という選択しか残されていないので、仕事にならない。
このままだとクリエイターさんの支援になりませんので、ここを解きます。
結論を言っちゃうと、この問題の解き方は一つで……「僕(CHIMNEY TOWN)が値段をつけて、販売を代行する」です。
そうすれば、「私は、もっと安い値段で提供したかったんだけど、西野さんが値段を付けちゃったから…」という言い訳ができるので、クリエイターさんのイメージを守ることができます。
CHIMNEY TOWNのオンラインショップで販売して、販売後の、商品の配送(お客さんのやりとり)などはクリエイターさんにお任せして、CHIMNEY TOWNからは販売手数料を抜いた分をクリエイターさんにお支払いする。
この建て付けで上手く回るかどうか分からないので、ちょっとテストでやらせてください。
【手順①】
CHIMNEY TOWNのオンラインショップで、えんとつ町絡みの作品(商品)を販売したいクリエイターさんは作品の画像と作品情報(素材やサイズなど)をコメント欄まで送ってください。
【手順②】
クオリティーや世界観を守る為に全員の作品を販売代行することはできませんが、「おお、この作品なら責任をもって販売代行できる」というモノをコチラで選んで、ご連絡させていただきます。
ちょっと走らせてみると、販売代行の問題点がいろいろと出てくると思います。
そんなことも踏まえて、一度やらせてください。
『えんとつ町』で食っていけるクリエイターさんを一人でも多く生むことが目的です。
またすぐに経過報告をさせていただきますね。
現場からは以上で〜す。
 
 
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