西野亮廣のエンタメsalon

西野亮廣エンタメ研究所の過去記事を中心にアップしてます

2021年09月02日のエンタメ研究所の過去記事

9月2日(木) ※9月4日以降は『いいね』を押さないでください。
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おはようございます。
九州の山中で見つかった謎の生物『キンカジュー』(※逃げ出したペット)を保護した登山者さんが、インタビューでマイクを向けられた際に「飼い主の元へ戻れて本当に良かったです。お腹が空いているハズなので、沢山ゴハン食べてほしいです」とコメントされていて、本年度No.1ホッコリしたキングコング西野です。
さて。
今日は『そんなこんなで始まった復活祭の打ち手』というテーマでお話をしたいと思います。
お察しのとおり、『映画 えんとつ町のプペル』のハロウィン限定上映(@10月22日~10月31日)のお話です。
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Twitterでは日本のトレンド1位に
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今朝、『映画 えんとつ町のプペル』のハロウィン限定上映のお知らせと同時に、公式YouTubeチャンネルの方でも“再上映用の”60秒CMが公開されました。
ファンの方や、このサロンの皆さんや、鴨頭さんのサロンメンバーさんが、そちらの60秒CMの感想を呟いてくださったおかげで、今朝のTwitter村のトレンドは、『えんとつ町のプペル』が1位となり、何故か『キンコン西野』が4位になりました。
本当にありがとうございます。
なんか、皆さんと足並みを揃えて、同じタイミングで「やったー!」と言うことができて、なんだか、本当に、すっごくすっごく嬉しかったです。
「こういったポジティブな時間を増やしていきたいなぁ」と、あらためて思いました。
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▼ 上映館を絞った理由をもう少し詳細にご説明します
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今回、ハロウィン限定上映される映画館のリストはコチラです。
上映時間はまだ決定していないのてすが(こちらもグッと絞ります)、決定し次第、オンラインサロンを絡めた集客戦略についてボンヤリと考えていることを、お伝えしたいと思います。
今回の挑戦は、「映画館にプペルを観に行くことを、ハロウィン恒例行事にする」が最終目標であり、今年は、文化作りの第一歩目です。
文化を作るにあたっては、戦略をミリ単位で説明(共有)しておくことが重要だと思うので、今回、上映館(上映時間)をグッと絞った理由を、もう少しだけ詳しくご説明します。
先に結論から言っちゃうと「今年で終わらせるつもりがないから」です。
実は、今回の上映館はランダムに選ばせていただいたわけではなくて、「実績」に基づいて、選ばせていただきました。
要するに、「前回、たくさんお客さんが足を運んでくださった劇場さんにお声がけした」ということです。
「たくさん来てくださった」ということは…
・その劇場さんが積極的に応援してくださっている。
・その劇場のまわりにファンの方が集まっている。
と考えられるわけですが、やはり、「開催地」を選ぶ時は、そういったものが根拠になるんですね。
「実績を出さないと、企画が通らない」という世界です。
これは、2021年のハロウィン限定上映でも同じことが言えて、ここで実績を出さないと、来年は企画が通らないんですね。
僕らは文化を作ることが目的(=来年以降も続けることが目的)なので、ここを明確にしておいた方がいいと思うのですが…
今回のプロジェクトの優先度は、『合計の観客動員数<1館あたりの観客動員数』です。
極端な話をすると…
①1000館で上映して、10万人を動員!
②1館で上映して、500人を動員。。
…ならば、僕らが選ぶべきは②です。
「一館あたりの動員数」が最も重要で、①(1館あたり=100人)をやってしまうと、「再上映で10万人動員!」というニュースとしての強さはあるかもしれませんが、現実問題、来年の上映はありません。
この説明で、“今年の”上映館数を絞った理由が共有できたと思います。
次に、「今年は、こんなことをしてみるよ」というお話をしたいと思います。
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今週放送の『毎週キングコング』で、この話題に触れていますが、実は今回の『映画 えんとつ町のプペル』の再上映に合わせて、キングコングで「副音声」を録ります。
映画上映中にイヤホンで聴けるやつです。
映像を観ながら、梶原君とベラベラと。
キングコングの1時間半のラジオ』というイメージでいいと思います。
「息子が観たがってるけど、俺はもう何回も観たしな…」というお父さんとかに向けたサービスです。
映画の映像のBGV(background video)化は、まだまだ可能性があると思っていて、今回も、そちらを掘り下げます。
シンプルに梶原君と作品について真面目に喋りたいし(※これまで、そういうことをやったことがない)、「梶原君と録る」ということであれば、『毎週キングコング』のカメラを収録現場に持ち込むことができて、そこ(毎週キングコング)で、映画の再上映の宣伝を合法的にできる…ということを黒西野がお知らせします。
大切なのは「話題を途切れさせない」というところだと思っていて、そういった形で、映画の情報を、普段の活動の中に自然と差し込んでいきたいと思います。
今回は「チケットの売り方」等々、これまでと明らかに勝手が違ってくるので、手探り(空振り)の打ち手も多いと思いますが、積極的に、いろいろ試して、「これが効いたよ」「これは全然ダメだったよ」といった感じで、皆様にいろいろ共有していきたいと思います。
その中から皆様の活動のヒントとなるような打ち手が見つかると幸いです。
文化づくりの始まりでございます。
現場からは以上でーす。
 
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