西野亮廣のエンタメsalon

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2021年09月28日のエンタメ研究所の過去記事

9月28日(火) ※9月30日以降は『いいね』をさないでください。
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小室圭さんの長髪&ポニーテールバッシングの最大の被害者は假屋崎省吾さんだと思っているキングコング西野です。
さて。
今日は、「挑戦、また挑戦」というテーマでお話ししたいと思います。
今日は、結論が出る回ではなくて、「決意表明」みたいな回です。
宜しくお願いいたします。
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▼ 誰よりもヤバイ相手に挑む
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ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』の稽古がスタートしました。
晴れていれば、自宅から稽古場までは自転車で向かっているのですが、それが唯一の息抜きタイム(作業の手を休められる時間)。
『映画 えんとつ町のプペル』の再上映までは、一ヶ月を切っており、再上映絡み(宣伝絡み)のお仕事もポコポコと入っていて、なんだかドタバタしております。
ここから先の話はまだ表では内緒なのですが、市川海老蔵さんと仕掛ける歌舞伎の制作も進めていて、先日、劇場の下見に行ってまいりました。
いろんな現場に首を突っ込むと、いろんなモノが見えてきます。
今、どの現場にも共通しているのは、各現場各現場で「今のままじゃいけない。なんとかしなくちゃいけないけど、どうしたらいいか分からない」と思っている人がいること。
市川海老蔵さんも、その一人です。
ビジネスモデルの限界が近づいていたタイミングで、コロナがやってきて、「変わらなきゃ」の機運が高まってきたのですが、変わり方が分からない。
あと、「変わりたくない人が実権を握っている」というのも。
きっと、皆さんの業界でもあるのではないでしょうか?
「変わりましょう」の声が潰されている場面をよく目にします。
そんな中、僕(キングコング西野)が恵まれているのは、『「キンコン西野って、なんか炎上商法の人でしょ?」と思っている人がいる一方で、「キンコン西野がやるならイイよ(賭けてみよう)」と思ってくれる人が、各業界にいる』ということ。
たとえば、映画公開前に台本を販売するのも、たぶん「キンコン西野」じゃなきゃ、吉本も東宝さんもOKを出さなかったでしょう。
ここに関しては吉本の社員さんが、きっと僕の知らないところで、「西野なら大丈夫です」と方々に説明に行ってくださったおかげで、とても感謝しています。
「GOサイン」を出す偉い人には、守らなければいけないスタッフや家族がいます。
若手の挑戦を歓迎し「GOサイン」を出すことで、多くの人生を壊してしまうことがあります。
なので、「挑戦」を受け入れていないわけじゃなくて、「お前の挑戦」を受け入れていない場合がある。
「誰が挑戦するのか?」という問題です。
挑戦する者はここを見誤ってはいけなくて、『挑戦者としての信用』は確実にあって、“お前の挑戦だから”NGが出されている場合がある。
挑戦できない原因は堅物の上司ではなくて、お前にある…という話です。
この解決方法は、小さな挑戦から始めて、少しずつ挑戦の規模の上げて、信用・信頼を積み重ねていくしかない。
僕は今、15億円ぐらいならメチャクチャ上手に使える自信がありますが、1000億円を上手に使える自信がまだありません。
そんな西野には、やっぱり1000億円のチャレンジは任せられないわけで……ここは積み上げていくしかない。
絶対にナイショですが、歌舞伎の制作費は3億円チョイだと聞きました。
が、数々の修羅場をくぐり抜けてきたコアメンバーは「いけるっしょ」という雰囲気です。
田村Pが「『いけるっしょ!』じゃねえ!」と吠えているので、御安心ください。
んでもって、今日の話は「挑戦の規模を少しずつ上げて、信用・信頼を積み重ねないと、挑戦するチャンスに恵まれない」という話ですので、僕らは『いけるっしょ!』という仕事に甘んじてはいけません。
「できることしかやらない奴」に、挑戦の切符が渡されることはないし、挑戦を主張する権利もありません。
まだ本決まりしているわけではないので、詳しくは言えませんが、昨日、大きな選択を迫られました。
「安全な橋」と「危険な橋」です。
後者は、これまで僕が手掛けたことのない規模の挑戦で、「一つずつ挑戦の階段を上ってきたから、この二択を迫られているんだなぁ」と思い、迷わず後者を選びました。
去年公開した『映画 えんとつ町のプペル』の規模を遥かに凌駕する挑戦です。
打てる限りの手を打たなければ、僕の選手生命は終わるでしょう。
だけど、その裏側を、
そこにある戦略や不安のイチイチを、
サロンメンバーの皆様には共有していきたいと思います。
それで、「西野も頑張ってるし、僕も頑張ろう」と思っていただけたら本望です。
ミュージカルや歌舞伎を作っている裏で、大きな決断をしたこの日のことを覚えておいてください。
話せる日がきたら、どこよりも先に、サロンメンバーの皆様にお話しします。
その時はどうせ僕の膝がブルブル震えているでしょうから、また、いろいろ相談にのってください😁
僕はエンターテイメントに命を懸けます。
あなたの挑戦は何ですか?
また聞かせてください。
じゃ、稽古場に行ってきまーす。
現場からは以上でーす。
 
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