おはようございます。
アメリカにいて『天才万博』(年末のバカ祭り)に参加できないのが悔しすぎるので、腹いせで、帰国後に『一人で天才万博』をやってやろうかと思っているキングコング西野です。
さて。
今日は珍しく時事ネタを絡めつつ、『撤退力』というテーマで、「こういう時は、こういう風に考えるといいと思います」というお話しをしたいと思います。
※個人の名前が入ってくるので、今日の記事は一年後も公開しないでください。
ここから先は絶対にナイショです。
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自分の思い入れや、他からの見られ方を後回しにして、船(乗客乗員)の安全を最優先で舵を切れる船長ほど信用できるものはありません。
僕が投資家ならば、船を任せたいのは「嵐が来ることが見えたので、僕の独断で予定していた航路を変えました」と言える人です。
勝負の場面では、「挑戦することで獲得できる信用」と「撤退することで獲得できる信用」があるのですが、多くの人は「徹底=失敗」と捉えてしまっている。
これ、メチャクチャ勿体無いです。
鮮やかな「撤退っぷり」でファンを作ることも可能なのに、どうにもこうにも潔く撤退できないでいる。
その理由は、他人の撤退を「失敗」と捉えているからでしょう。
そこの見方を変えない限り、「チャンスどころ(撤退すればファンができる場面)で撤退できない自分」が出来上がってしまうので、他人の見事な撤退(戦略的撤退)に対して、「あの撤退は上手かったねぇ〜」と拍手を贈る訓練をしておいた方がいいと思います。
今日は「撤退力 ~撤退っぷりで信用を稼げ~」というテーマでお話しさせていただきました。
現場からは以上です。