2022年01月02日のエンタメ研究所の過去記事
おはようございます。
コロナで隔離生活をする度に、足がムキムキになるキングコング西野です。
#理由は本編で
さて。
今日は「文化作りを丁寧に進める」というテーマでお話ししたいと思います。
隔離先からコンニチワ
年末に帰国して参りまして、ただいまホテル隔離中でございます。
昨日は隔離3日目にして「抗原検査」があり、無事に「陰性」だったのですが、「2週間以内にニューヨークにいた組」のホテル隔離は「6日間」という鬼ルールになっておりますので、検査の結果関係なく、ホテル隔離はまだまだ続きます。
んでもって、また3日後には「抗原検査」。
この1週間で、「P C R検査1回+抗原検査3回」というハードスケジュール。
水際でゴリゴリに対策されている西野です。
監禁されている部屋は、玄関までのストロークも入れて「5畳」ぐらいの広さ(狭さ?)。
スーツケースを開くスペースもなければ、勿論、運動ができるスペースもありません。
唯一やれる運動が、浴室との段差を利用した「踏み台昇降運動」。
年明けから、なんともストイックな生活です。
ただ、このハチャメチャな環境によって、仕事に影響が出ているか?というと、そんなことはなくて……基本的に僕はコロナがあろうが無かろうが四六時中アトリエに籠っておりますので、景色はさして変わりません。「通常営業」といったところ。
「通常営業」どころか、普段よりも集中できる環境にあるので(他にやることがないので)、なんなら仕事がはかどっております。
昨日は『映画 えんとつ町のプペル 2』のオープニングシーンの脚本を書いていました。
一般的には「難易度が高い」と言われている『続編』に挑戦しているわけですが、『えんとつ町のプペル』に関して言えば、そもそも「続編ありき」で『エピソード1』を作りましたので、「ようやく、このストーリー(あたためていた秘密)を話せる」とニヤニヤしている西野。
『えんとつ町のプペル 2』のストーリーは、コンバースさんとのコラボで作った『プペルスニーカー』にヒントが隠されておりますので、要チェックやで!
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「1」は、まだまだ世間的には、ほとんど認知されていない状態からの挑戦でしたが(公開までの認知度調査では20%ぐらいだった!そこからよく頑張ったな!)、今度は前回よりも知られている状態での挑戦です。
普通に考えれば、前回よりも有利な状況にあるのですが、「ここで、手を緩める気はないッス」というのが今日の内容です。
10ヶ月かけて準備をする
お客さんは「知らない作品」と「知っている作品」のどちらを選ぶか?の答えは、とっくの昔に出ています。
踏み込んだ話をすると、利用者がお金を払うわけではない(=子供の参加費は親が払う)「ファミリーエンターテイメント」になってくると、親は余計に「ハズしたくない」ので、「ハズレではない」という確認がとれている作品(=安パイ)を選びます。
#中身も知らないのに一か八かで絵本を買う親はいない
このあたりの「エンターテイメント」と「ファミリーエンターテイメント」の性格の違いをキチンと理解しておくことが大切で……となってくると、『映画 えんとつ町のプペル 2』の為にやらなきゃいけないことは、『映画 えんとつ町のプペル 1』を、より多くの人に知ってもらうことでしょう。
今は「エンターテイメント」で話していますが、これは、サービスを設計する時も同じで、「利用者(本人)がお金を払うサービス」と「利用者以外がお金を払うサービス(ギフト系サービス)」は、エッジの効かせ方を変えた方がいいでしょう。
ギフトとして選ばれるのは「中身が分かっている商品(安パイ)」です。
「どんなランドセルが届くのかは、買ってからのお楽しみ!」というランドセルなんて、絶対に一個も売れません。
話を戻します。
現在、Amazonプライムビデオで『映画 えんとつ町のプペル』が配信されていますが(※レビューに感想を書いてね)、このことは間違いなく『映画 えんとつ町のプペル 2』の集客のプラスに働くでしょう。
ここで、より多くの人に観られておいた方がいいので、引き続き(Voicyなどで)宣伝をするとして、その裏で、本腰を入れてやりたいのは、去年もやりました「ハロウィン限定上映(再上映)」です。
おかげ様で去年の「ハロウィン限定上映」は、たしかな結果が出ました。
オンラインサロンなので生々しい話をすると、「劇場さんに利益をもたらした」ので、「今年もやりませんか?」とお声がけしたら、協力してくださるでしょう。
もしかすると「再上映なんて本当にうまくいくの?」と懐疑的だった去年よりも、積極的に協力してくださるかもしれません。
ここで、ハロウィン限定上映(再上映)をやる際の「広告費」についてお話しします。
前回は CHIMNEY TOWNが全額負担して、今回も全額負担すればいいと思っているのですが、「広告費の作り方」をブラックボックスにしているメリットは一つも無いなぁと思いました。
前回は、「オンラインサロンの売り上げ」を再上映の広告費に回したのですが、「一人でも多くの方に知ってもらう」ということを目的とするのであれば、現在やっているブロードウェイのデジタルサイネージ広告のように、「クラファンで広告費を集めて広告する」が最も合理的な気がします。
こちら→https://www.kamofunding.com/projects/nishino
どのみち西野が稼働するのであれば、クラファンのリターンで西野の稼働を販売した方が(広告費を集めることで広告していった方が)、ハロウィンに映画を再上映することが広まります。
なんでもかんでも「オンラインサロンや他の事業の売り上げ」から出さずに、「資金繰りをしている晒すことが宣伝につながるようなプロジェクト」に関しては、クラウドファンディングを利用した方がいいんだろうなぁということ(クラファンの原点)を、今回のブロードウェイのデジタルサイネージのクラファンで再確認しました。
10ヶ月かけて、コツコツと広告費を集めて、集めているところを晒し続けて、ハロゥインに全額ブチ込むという元気玉(ドラゴンボール)的なノリの方が相性が良さそうなので、今年はそれで行こうかなぁと思います。
まずは、東宝さんや電通さんや吉本興業に「今年もやりませんか?」という話を打診するところからです。
なるべく早い段階から、丁寧に仕掛けていきます。
また、進捗状況を共有しますね。
また、力を貸していただけると嬉しいです。
ついでに言うと、ハロウィンに向けて「プペルイベント」を各地で企画していただけると嬉しいです。そちらの宣伝の協力はさせていただきます。
ハロウィンを確実に獲りにいきましょう。
お正月からバッキバキに働いているキングコング西野が現場からお伝えしました。
【追伸】
サロン記事の感想を呟かれる際は、文章の最後に『salon.jp/nishino』を付けてTwitter(本アカ)で呟いていただけると、西野がネコのようになついて、フォローさせていただく場合がありますので、感想よろ!
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