西野亮廣のエンタメsalon

西野亮廣エンタメ研究所の過去記事を中心にアップしてます

2022年03月02日のエンタメ研究所の過去記事

おはようございます。
昨日、キングコングでとある番組の収録にゲストで参加させていただいたのですが、その本番前に梶原さんから「今日、メチャクチャ下痢やから、調子が悪いかも…」という報告があったキングコング西野です。
#お前がテレビで調子が良かったことなんて一度もねーよ
 
さて。
今日は『次に登る大きな大きな山』というテーマでお話ししたいと思います。
 
目標地点と、現在地の共有です。
 
 

今度の仕事も厄介だ
 
あらためまして、「武道館ライブの翌日のサロン記事の内容に血も涙もない」でお馴染みのキングコング西野です。
#もっと余韻に浸れ

武道館ライブは梶原君やお客さんへのプレゼントであり、5年前の約束(https://youtu.be/JrO_3I23Fpc)のケジメであり、ライフワークにしていくものではないので、僕は次に向かいます。
#明日さっそくイジツさんと次の打ち合わせ
 
そんな中、私、キングコング西野は現在、大きな大きな、大きすぎる宿題を抱えています。
 
『ボトルジョージ』と『映画 えんとつ町のプペル ~復活のアイスベルグ~(仮)』の製作です。
 
先日もお伝えしたとおり、『ボトルジョージ』は「絵本」の他に「ショートアニメーション」という形でお届けしようと思っておりまして…ぶっちゃけ、「ショートアニメーション」を作った場合のマネタイズに関しては、現在、1ミリも考えておりません。
#いいのを作れば何とでもなる
 
「仕事にもならないようなものを何で作るの?」という話なのですが、これに関しては、「キャラクター動きが面白い物語なので、アニメーションで見たい!」という僕の(金持ちの息子的な)ワガママと、もう一点。
 
「『映画 えんとつ町のプペル』で、あと一歩のところで獲りこぼした海外のビッグタイトルを獲りたい」というのがあります。
 
あまり意識していなかったのですが、「アニメーション本年度No.1」にリーチがかかった瞬間に、どうしても意識しちゃって、「授かり物(時の運)」とは分かりつつも、獲りこぼした時は、ちょっと悔しかったです(笑)
 
他の海外の賞をいただいた時に、スタッフが如実に喜んでいたので、どうせなら「世界一」という扱われ方をする賞も獲りたかった。
 
なので、今回は「リベンジ」です。
もちろん、ショートアニメーション1年生なので、簡単ではないとは思いますが、始めないと何も始まらないので、コツコツと頑張ります。
 
そして、もう一点。
大仕事中の大仕事でございます。
 
「国内外の賞レース」は度外視で(※続編だし!)、「エンターテイメント」に全振りする『映画 えんとつ町のプペル ~復活のアイスベルグ~(仮)』の製作です。
 
いわゆる『えんとつ町のプペル2』ですね。
 
先日、Studio4℃さんをはじめ、コアスタッフとのキックオフミーティングがあり、「3月中に西野が脚本の第一稿(初稿)を仕上げる」ということで、話がまとまりました。
 
今回は「父が残した謎」を追いかけて、えんとつ町を飛び出して、海の向こうの雪の町『アイスベルグ(アイスベルク)』が舞台となる冒険活劇なのですが、脚本の進行状況は、現在「えんとつ町を出たところ」です。
 
しかしまぁ、「続編」というのは、いろいろ厄介です。
 
ストップウォッチで時間を計りながら、脚本を書いているのですが、『アイスベルク』に到着するまでに今のところ「20分」かかってるんですね。
 
とっととアイスベルクのストーリーを始めたいところですが、前作を踏まえて、まずは回収しておなきゃいけない部分もあったりなんかして、「どこが削れるかなぁ」と探っているところ。
 
映画全体では90分でまとめようと思っていて、となると、75分で「アイスベルク編」の物語を書かないといけない。
 
それも、自由に書けるのならまだ良いのですが、今回は必ずやらなきゃいけない『儀式(通過ポイント)』があって、それが以下の通り↓
 
・父が残した謎の解明
・ゴミ人間『プペル』の復活
・ルビッチの成長
・トシアキ(ベラール)の成長
・ボス役の物語
 
…とにかくまぁ、儀式が「てんこ盛り」なんです。普通に全部書いちゃうと、3時間ぐらいの作品になっちゃうので、「これらをどう繋げて、どう濃度を上げていくか?」という問題に直面して、現在、ゴリゴリに筆が止まっています。
#とほほ
 
しかしまぁ、泣いても笑っても、今月中には仕上げなければなりません。
脚本執筆に関しては、「腕を動かしとけば、いつか終わる」という類の仕事ではありませんので、「まだ、まとまっていない」という今の状況が恐怖で仕方がないのですが、こんなヘボいところも西野亮廣なので、ここで共有しておきます。
 
恐怖だし、不安だし、発狂したいところですが、そこは世界のNISHINOです。
必ずなんとかしますので、お楽しみに。
 
とりあえず、雪国にシナリオハンティングに行ってきます!!
 
やるぞーーーー!!!!!!!!!!
 
僕も頑張ります。
あなたも頑張って。
 
現場からは以上でーす。
 
【追伸】
サロン記事の感想を呟かれる際は、文章の最後に『salon.jp/nishino』を付けてTwitter(本アカ)で呟いていただけると、西野がネコのようになついて、フォローさせていただく場合がありますので、感想よろ!

 

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