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2022年04月16日のエンタメ研究所の過去記事

4月16日(土) ※4月18日以降は『いいね』を押さないでください。
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おはようございます。
ピンチになった時に「やばたにえん!」という言葉を使う最後の日本人ことキングコング西野です。
さて。
昨日は随分と具体的な話をしてしまったので、今日は『未来を迎える時の正しいスタンス』というテーマで、少しボヤっとした話をしたいと思います。
ボヤッとはしていますが、ここから、すごくすごく大切になってくるスタンスの話です。
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▼ ここにきて、「D A Oのオンライン勉強会」の参加者が増えた件
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昨日は『CHIMNEYTOWN DAO』の話をさせていただきました。
中には「今さらD A Oかよ」と思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、僕の中で「流行りモノをチェックすること」と、「流行りモノに手を出すこと」は全然違います。
「流行っているモノを触っておくこと」も僕の仕事の一つなので、当然、流行りモノは(すき嫌い関係なく)チェックはしますが、他方、「面白くないこと」「好きじゃないこと」は1億円貰ってもやりたくないので(20億円貰えるなら何でもやります!肛門も差し出します!)、これまでは触るだけ触って、「ああ、こんな感じね」で止めていました。
こと「エンタメ」におきましては、多数決が面白いエンタメを生み出した歴史などこれまで一度もなく、「D A O」との相性は少し疑っていた部分もありました。
ただ、そこに関しては「全てをD A O中心で進めるわけではなく、『D A O(皆)で進めるプロジェクト』と、『独裁者が進めるプロジェクト』を上手に棲み分ければいっか」ということでクリア。
残すは、自分の中で「面白い」というステージまでに昇華することだったのですが……これがまぁ、なかなかまとまらず、「どんなD A Oにすれば、面白くなる(自分が本腰を入れられる)かなぁ〜」と考えていました。
そんなこんなで(ようやく)昨日の発表です。
#でも面白かったでしょ
実は昨日の発表以降、前々からダラダラと告知していたオンライン勉強会『【キンコン西野と学ぶ!】D A Oって何?』の参加者がドッと増えました。
その背景には、昨日の発表を受けて「そんなに面白いのなら、もっと早く手を出しておけば良かった!」という方もいたでしょうし、「無料でN F Tが貰えるなら、参加しとけば良かった!」という方もいたと思います。
「どうして無料で配るN F Tが1731個なんですか?」という質問がありましたが、「オンライン勉強会を受講してくださった方のうち、運営側が案内した応募フォーム的なモノを提出してくださった方が1731名だった」というのが本当のところ。
提出してくださった方が5000名だったら、5000個の限定のN F Tをご用意していました。
さて、ここで。。
皆さんの中に、「N F Tをプレゼントしてくれるんだったら、先に言ってよ」というのがあると思うんですね。
「言ってくれたら、応募してたのにぃ〜」という。
ここが今日の本題です。
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▼ 見えなさすぎる未来は約束できない
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「応募してくださった方に無料でN F T(ゴミのモンスター)をプレゼントしよう」と決まったのは、応募してくださった後なんです。
お恥ずかしい話ですが、応募前には思いつかなかったというか……厳密に言うと「分からなかった」んです。
応募が10件なのか、100件なのか、1000件なのかで、打ち手は変わってきますし、
現在進行形で(秒速で)アップデートされている業界(固定していない業界)ですので、前もって握っていた約束を果たすことが互いの損失に繋がることもあったりします。
「俺は電話ボックスを日本に100万機作る!」という約束をした直後に、世の中に「携帯電話」が出てしまったら、もはや約束を果たすことが全員の不幸に繋がる…みたいな。
「携帯電話」が世に出ることは簡単に予測できますが(というか遅かれ早かれ時間の問題)、N F TやD A Oがどんな進化を遂げるのかは、正直、読めなさすぎる。
なので、走りながら、変化を捉えていくしかなく、これから僕らが迎える未来というのは「約束できるもの」があまりにも少ない。
つまり。
「先に言ってくれたら良かったのにぃ〜」も何も、先に言う(約束する)ことがそもそもできないので、「そのスタンスでいると、これからは、ずっと損をし続けると思います」というのが今日の話です。
僕は起業家の友達が比較的多いのですが、とくにブロックチェーンが入ってきたあたりから、皆、「多分、こっちかなぁ〜?」という感じで“手探り”でサービスの開発を進めています。
僕だけじゃなくて、多くの起業家が今「約束できない状態」にあって、それどころか、「今の時代に約束するなんて嘘つきだろ!」という、ひらき直りすらあります。
僕も、それなりに仮説を立てて進めていますが、それでもハズれることもありますので、話半分で聞いて、「とりあえず西野の仮説を聞いてみるか」ぐらいで(なるべく早めに)参加していただくのが気持ちの良い落とし所かなぁと思っています。
『CHIMNEYTOWN DAO】に関しては、まずは1731名で進めてみて、そこで様子をみて、その後、第二弾の募集(無料N F Tのプレゼント)があるような気がしていますので、なんとなくアンテナを立てておいてください。
僕がD A Oに積極的に参加してしまうと、D A Oとはいえ、中央集権的になってしまうと思うので、参加の仕方も探っています。
今、この流れでお約束できることといえば、「『MetaMask』と『Discord』ぐらいは、(ちょっとややこしくても)ダウンロードしといて損はないッス」ぐらい。
とかく、僕自身分からないことだらけだし、現代起業家のほとんどが分からないことだらけなので、「誰もリターンを約束できない」という前提で、「リターンが無いと動かない自分」からは少しずつ卒業していった方がイイと思います。
だからといって、一歩目に高額○○に手を出すのはやめてください。
自分で言うのもアレですが、CHIMNEYTOWN DAOが仕掛けている「大損ブッこいても、800円」ぐらいがちょうど良い気がします。
現場からは以上です。
【追伸】
https://salon.jp/nishino
」を付けて今日の記事の感想を呟いていただけたら、西野がエゴサーチで見つけ出してニヤニヤします。
宜しくお願いいたします。
https://www.kamofunding.com/projects/nishino02/rewards/25173

 

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