西野亮廣のエンタメsalon

西野亮廣エンタメ研究所の過去記事を中心にアップしてます

2019年12月27日のエンタメ研究所の過去記事

12月27日(金) 12月29日以降は『いいね』を押さないでください。
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おはようございます。
フィリピンでサロンメンバーと潰れるまで呑んで、目が覚めると成田空港にいたキングコング西野です。
どうやって帰ってきたん?
さて。
『天才万博2019』が始まりました。
会場となった『東京キネマ倶楽部』は初日から全員フルスロットルのカオスちゃん。
2日目の今日は「素人しか出演しない」ときました。どうなることやら?
黄色い声援と缶ハイボールの差し入れをお待ちしております。
そんなカオス忘年会の裏で、映画『えんとつ町のプペル』の制作をオラオラやっとます。
今日は、「映画『えんとつ町のプペル』とオンラインサロンの今後の絡め方」についてのお話を(サクッと)したいと思います。
「映画制作&ディズニーに挑む過程を共有する」なんて、オンラインサロンのコンテンツとしては申し分なくて、もちろん世間的にも制作過程は共有していくのですが、「オンラインサロンならでは」の共有物も欲しいなぁと思っていたところ……ありましたありました。
昨日、「えんとつ町」の3DモデルをYouTubeで公開したのですが、変な話ですが、あの映像は誰が見ても「制作途中」と分かるクオリティーだから公開できたんですね。
完成が「レベル10」だとしたら、「レベル2」だから公開できたわけで、「レベル8」は公開できないんです。
理由は、「レベル8は完成品だと勘違いされてしまうから」です。
「これはまだ完成ではなくて、ここから、もう2段階ぐらい上がるんです」と事前に説明をしても、文脈を切り取られてしまうのがインターネットです。
「レベル8」の映像が出回り、それが今度の映画のクオリティーとされてしまいます。
なので、表(文脈が切り取られる場所)では、「誰が見ても制作途中ということが分かるモノ」しか共有できないのですが、オンラインサロンだと、文脈が切り取られることもなく、「レベル8」のモノを「レベル8」として見ていただけるじゃありませんか!
というわけで、今後、このサロンでは映画『えんとつ町のプペル』の「レベル6~9」の素材を積極的に共有していこうと思います。
(※アニメーションスタジオ『スタジオ4℃』さんが「オンラインサロン内ならば」と許可をくださいました)
文章で説明しちゃっているので、今はまだ「レベル8の素材がどれぐらいで、そのあとの『仕上げ』の作業が、どれほど大切か?」をイメージするのは少し難しいかもしれませんが、映像を見ていただけると「仕上げ作業」の重要性が一発で分かると思います。
オンラインサロンは「切り取りハラスメントに遭わないインターネット」で、この性質を利用して、これまでの映画がコンテンツ化できなかった部分(※たとえばレベル8の共有など)を、他にも掘り起こしていきたいと思います。
映画公開までの1年間は忙しくなりそうです。
現場からは以上でーす。
 
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