2020年09月15日のエンタメ研究所の過去記事
9月15日(火) ※9月17日以降は『いいね』を押さないでください。
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おはようございます。
四つ葉のクローバーを探している時間を使って働いた方が絶対に幸せになれると思っているキングコング西野です。
さて。
今日は『僕が死んだあとも止まらない支援』というテーマでお話ししたいと思います。
誤解が無いように最初にお伝えしておきたいのですが……最近、やたら「西野が死んだ後」の話をしていますが、べつに大病を患っているわけでも、自殺願望があるわけでもありません。
むしろ、頻繁に人間ドッグに通っているので、生きる気マンマンです。
僕がハマっているのは、「自分が死んだ後も続くエンターテイメントを作ろうと思ったら、自分が生きている間の働き方(考え)が大きく変わってくる」という部分で、その道の先輩は近いところでも徳川家康さんぐらいしかいないので、そこに面白味を見いだしています。
「ああでもない」「こうでもない」と呟きながら、今日も自分が死んだ後の世界のことを考えます。
僕の死後、『えんとつ町のプペル美術館』(という名の僕のお墓)がお客さんを呼び続ければ、そこで働くスタッフさんは食っていけますし、周辺施設にもお金が落ちて、地域の人達を助けることができます。
その為に僕は、生きている間にベラボーに結果を出さなければいけません。
それはそれで頑張るのですが、ひとつ問題は、「西野が死んだら、西野の発信が無くなる」という点です。
毎日サロン記事をアップすることもなくなりますし、毎日Voicyを更新することもありません。
このままだと、西野が死ぬと同時に宣伝力が落ちてしまうので、西野以外のモノに、『えんとつ町のプペル美術館』の宣伝をしてもらうシステムを今のうちから組んでおく必要があります。
それが“チラシとしての”絵本『えんとつ町のプペル』です。
【こどもギフト】
となってくると、『こどもギフト』を宣伝することが僕の使命になってくるわけですが、どっこい、『こどもギフト』の宣伝役の僕は、いずれ死にます。
ここでも、僕が死んだ後も『こどもギフト』が宣伝され続ける仕組みが必要になってくるわけですが……なんてったって300年続くエンターテイメントです。
“300年間宣伝され続けること”が何よりも重要なので、ここで目を向けなきゃいけないのは「『こどもギフト』で贈られた絵本の数」ではありません。
「『えんとつ町のプペル』の実効再生産数(一人の人間が絵本を贈る人数)を【1】以上に保っておくこと」
です。
ここの数字が「1」未満になってしまうと、ジワジワと終息に向かってしまいます。
(出版社が宣伝する部分は一旦忘れて…)「『絵本を買った人』もしくは『絵本を贈ってもらった人』が平均一人以上に絵本を贈る」という状態が望ましくて、その為には【絵本本体】に『こどもギフト』の宣伝をさせた方がいいなぁと思いまして……絵本『えんとつ町のプペル』の帯に、『こどもギフト』の広告を付けてみました。
『こどもギフト』はサブスクなので(毎月1冊の絵本が贈られるので)、ちょっとややこしい計算になりますが……仮に会員期間の平均が1年間だとしたら、「絵本を買った人&贈られた人」のうち、12人中1人が『こどもギフト』に参加してくださったら、プペル実効再生産数は「1」をキープできます。
んでもって、もう一丁!
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▼ 西野が死んだ後の印税の使い道
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著作権は他人に譲渡or相続することができます。
僕が死んだ後は誰かが権利を相続して、絵本の印税は全額『こどもギフト』の広告費にまわすといいと思います。
友達の子供達や、僕のイベント会場に遊びに来てくれる子供を見ていると、やっぱり、あの子達が面白がれる未来(環境)は作っておきたいです。
なので、今のうちから支援が終わらないシステムを組んでおいて、『えんとつ町のプペル』という物語が時代を超えて巡り巡るといいなぁと思いながら今日も頑張ります。
現場からは以上でーす。