11月29日(日) ※12月1日以降は『いいね』を押さないでください。
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おはようございます。
「生涯で一緒に呑む人の数」を決めておけば、一件一件の呑み会ともっと真剣に向き合えるのでは?と考え始めたキングコング西野こと「パーフェクト アル中」です。
さて。
今日は『試写会の抜け道と支援』というテーマでお話ししたいと思います。
昔から、このサロンに入られている方は御存知かと思いますが、僕は都心部で開催するイベント(主にサロンのイベント)を、基本的には有料にしています。
※宣伝を目的とした個展などの一部イベントをを除く
これには明確な理由があります。
都心部のイベントを無料で開催してしまうと、地方のかたからの「不満」が発生しちゃうんです。
どうやら幸福度は相対的なものらしく、「地方に住む私は受けとれないのに、東京の人は受け取っている!ズルイ!不公平だ!」となっちゃうわけですね。
「無料開催」するからには、少なからず運営サイドの身を削っているわけですが、身を削った挙げ句、不幸を作り出してしまってはドッチラケです。
ここは「良かれ」と思ってやられているサービス提供者さんが結構いらっしゃるので、気をつけた方がイイっす。
何もしなければ生まれなかった「不幸」を、“一部のかたにサービスを提供してしまったせいで”わざわざ生んでしまっている場合があるッス。
ところで。
来る12月13日。
映画『えんとつ町のプペル』の完成披露試写会がございます。
この試写会には関係者も出席しますが、一般の方も「250名限定」で御招待できます。
※一般の方をご招待するのは世界で最初かな?
こちらの試写会の案内は西野の方から出させていただくことになっているのですが……どっこい、上の理由から、僕は無料招待は(なるべく)したくないんですね。
というわけで『先行上映参加チケット』として販売しようと思いました。が、試写会のチケットを販売しちゃうのは、あんまり宜しくないみたいで……
「はてさて、どうしたもんか?」と西野さん。
こんな抜け道を考えてみました。
調べてみると、いろんな企業が映画『えんとつ町のプペル』の先行試写会を出されています。
もちろん試写会自体は無料なのですが、「○○をしてくださった方に抽選で…」といった感じで、ホンノリとした“交換条件”があったりします。
どうやら「試写会のチケットを販売」といった感じで“直接的なお金のやりとり”が少しグレーみたいで、「○○をしてくださった方に…」はアリなのだそうです。
というわけで、さっき、ソッコーでクラウドファンディングを立ち上げました。
これだと、皆、幸せでしょ?
もともと児童養護施設(全国202ヵ所、7967名)の子供達には僕が自腹でプレゼントさせていただくつもりだったのですが……
そのうちの750名分を試写会の参加者の方にプレゼントいただいて、
残りの約7000名を僕が自腹でプレゼントさせていただきます。
もともと僕が全額出すつもりだったのに、なんだか立て替えてもらう形になって気持ちが悪いので(いや、すごく嬉しいんですよ!)、、
親元を離れて暮らす子供達が、親と子の物語(えんとつ町のプペル)を求めていて、「公開日がクリスマス」ときたら、僕には彼らにクリスマスプレゼントを贈らない理由が一つもありません。
今日は「こんな感じで完成披露試写会の抜け道を探してみました!」というお話でした。
弱い立場にある人を、とことん応援します。
素敵なクリスマスになるといいな。
現場からは以上でーす。
【追伸】
【※企業様向け】映画『えんとつ町のプペル』のチケット協賛はコチラから↓