西野亮廣のエンタメsalon

西野亮廣エンタメ研究所の過去記事を中心にアップしてます

2020年01月20日のエンタメ研究所の過去記事

おはようございます。
昨日の『毎週キングコング』で涙を出して笑ってしまったキングコング西野こと「ナルシストにも程があるやろ!」です。
さて。
今日、皆さんにお話しする内容は、僕の心境の変化に由来するものなので、言っていることが数年前と変わっていたらゴメンナサイ。先に謝っときます。
たとえば、昨日の投稿なんて、「収益計算をキチンとしようね」という全然面白味のない(見映えのしない)内容だったりするのですが、やっぱり大勝負を仕掛ける際に、やっぱりメチャクチャ大事だし、なんというか、3万5000人のサロンメンバーが刺激だけを求める(刺激しか受け付けない)身体になってしまったら、数年後に破滅するなぁと思ったんですね。
「マンモスを狩るのに1ヶ月かかるのなら、キチンと村の蓄えや、インフラを整えておかなくちゃちけないよね」といった感じです。
僕らが仕掛けているのは、「エンタメで世界を獲る」という明らかな長期戦なので、攻撃も大事ですが、守備も同じぐらいか、それ以上に大事です。
最近は「長期戦である」という自覚が強くなってきました。
そんなこんなで、昨日の深夜にスタートした『映画えんとつ町のプペルの主題歌のカバー曲を凄いクオリティーで作りたい(by キングコング)』のクラウドファンディングの話ですが、たとえば、単価が高い上に秒殺で売り切れる『講演会』のリターンを増やせば、1時間で3000万円を集めることもできるし、クラウドファンディングのチャレンジ期間を伸ばして、都度都度リターンを追加していけば、5000万円や、その気になれば1億円を集めることは可能だと思います。
で、昔なら、僕、そっちの戦い方を選んでいたんですね。
「煽って煽って、すごい数字を出して、ニュースを作って…」といった。
そのやり方が効果的な場合もあります。
ただ、やっぱり、今回の映画プロジェクトは年末までの「中長期戦」です。
考えなきゃいけないのは、盛り上がりのピークを映画公開前にもっていくことで、となってくると、『瞬間的な結果』を取るよりも、『応援疲れをさせない』を取った方が正しくて、支援者の方の感情値や、可処分所得の残高を見越したアプローチが大切です。
今回のクラウドファンディングは程々にアナウンスをして、息をするように淡々と結果を出して、決して深追いはしません。
そして、梶原君とのカバー曲企画が終われば、次のクラウドファンディングをスタートさせます。
前々からシングルマザーの支援をしたかったので、シングルの親子5000名に映画『えんとつ町のプペル』をプレゼントする企画をクラウドファンディング上で、仕掛けようと思っています。
(※マネージャーには昨日、シングルマザーを支援する団体とコンタクトをとるように指示しました)
とりあえず、『観客動員数100万人』というラインは計算(足し算)で迎えます。
最終的には、(国内だけで)その20倍を狙います。
その為には、「残りの体力と、【攻めどころ】を見誤ってはいけないなぁ」と思っておりまして… …「昨日スタートしたクラウドファンディングの宣伝を何故今朝のブログでしないの?」「もっとリターンを追加すれば、もっと集まるのに!なんで?」という疑問を持たれている方もいらっしゃるかもしれませんが、そういう事情があるということを、この記事で伝われば嬉しいです。
2020年はビックリするぐらい本気を出します。
ときどき、地味なアクションがあるかもしれませんが、特大ホームランを打つためには必要なアクションだということを共有しておきたいです。
その時は、また「これ、地味だけど、たぶん、メッチャ大事だと思う」というアナウンスをしますね(*^^*)
年末までの1年戦争にお付き合いください。
現場からは以上でーす。
 
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