西野亮廣のエンタメsalon

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2020年03月14日のエンタメ研究所の過去記事

3月14日(土) ※3月16日以降は『いいね』を押さないでください。
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おはようございます。
田舎に行くと「最近、テレビに出ていないし、お腹を空かせているに違いない」と思われて、大量の御飯を用意されるキングコング西野です。
さて。
今日は『コロナショックとの向き合い方』についてお話したいと思います。
新型コロナウイルスが暴れまわっております。
各個人、各企業の経済活動に影響が出ていることは火を見るより明らかで、僕のところにも、友人達から、毎日、SOSのLINEが届いています(※もちろん全員助けます)。
僕個人の状況を御説明すると、コロナ騒動が、たまたま、舞台『たけしの挑戦状 ビヨンド』の【稽古期間】と重なった次第です。
当然、稽古は無観客ですし、稽古期間中は、そもそも他の仕事を(あまり)入れていなかったので、「今のところ目立った影響がない」という状況です。
そんな「これといった被害者でもない西野」が言ったところで、それほど説得力がないかもしれませんが、被害を受けていたら受けていたで、間違いなく僕は、被害を受けていることを利用して、前に進む方法を探ります。
先日、ウチの新入社員が「無観客・チケット代全額払い戻し」で開催した『株式会社NISHINO 活動報告会』なんて、まさに。
普通にお客さんを入れてイベントをおこなう時よりも、売り上げが出たそうです。
そうこなくっちゃ。
ここから先の話は途中で文章を切り取られてしまうと、悪意をもった編集が可能になるので、ここから先は内緒にしておいて欲しいのですが…
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▼ ビジネスモデルを見直すチャンス ━━━━━━━━━━━━━━━━
多くの方々にとって、今回のコロナショックは、これまでのビジネスモデルと向き合うイイ機会だと思います。
それこそ、「感染防止として在宅勤務を決めた企業の業績が落ちなかった」という話は方々で耳にします。
「あれ? そこそこ家賃を払ったけど、 オフィスって…いるの?」という話です。
こと日本人におきましては、ほっといても冷えきる「ぬるま湯」に浸かっていたところに、冷や水を大量に入れられて、湯船から飛び出さざるをえなくなりました。
コロナショックでも無ければ、あのまま「ぬるま湯」に浸かり続けて、風邪をひいて死んでいたでしょうから、むしろコロナに救われたのかもしれません。
今、芸人さん達が積極的にYouTubeクラウドファンディングを使いはじめています。
コロナがキッカケで、「どうやら自分の身は自分で守らなきゃいけない!」という自覚を、ようやく持ったわけですね。
今、オンラインを主戦場としているYouTuberを誰よりも羨んでいるのが、劇場の芸人さん達だと思います。
あれだけ「イタイww」「意識高いww」と次の時代の選択肢を鼻で笑っていた芸人さん達の重い腰を動かしたのは、まさかまさかの新型コロナウイルスでした。
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▼ あ、そういえば
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さきほど「僕は個人には、今のところ目立った影響がない」と申し上げましたが、そういえばありました。
米ニューヨークで12日、新型コロナウイルスの「非常事態宣言」が出ました。
これを受けて、ブロードウェーのミュージカルや演劇は1ヶ月後の再開を目処に、一斉に公演を中止。
僕が知っている限りでは、こんなにも長い間、ブロードウェイの活動が止まってしまうのは初めてです。
そして、それが、まさか、自分達がブロードウェイに仕掛けるタイミングとバッティング。
「オフブロードウェイミュージカル『えんとつ町のプペル』のスケジュールが今週中にも出る」という、このタイミングです。
「ブロードウェイの挑戦は、どうなるんだろう?」という気持ちが強くなったと同時に、オフブロードウェイミュージカル『えんとつ町のプペル』を成功させるまでの物語(読み物)としての面白さは増したわけですから、オンラインサロンで制作過程を『読み物』として売っている以上、(サロンの退会率が減って)ミュージカル『えんとつ町のプペル』の売り上げは伸びています。
あと、個人的には、ブロードウェイに仕掛ける以上は、ブロードウェイでも一番を狙っています。
既存のブロードウェイミュージカルは「現場に来てもらってナンボ」の世界で、もう何十年もやってきたので、今さらビジネスモデルを変更することができません。
感染爆発が起ころうが、非常事態宣言が出ようが、オンラインを絡めた新しいアプローチをすることができません(したところで付け焼き刃)。
自分達は、こういったことも想定して、ハナからオンラインを絡めたブロードウェイミュージカルを設計するので、まったく違うビジネスモデルで戦うことになります。
(※たとえば「世界中から課金できるミュージカル」とか)
もちろん敵は強大ですが、変化の遅い敵には隙があります。
コロナショックもろとも、望むところです。
現場からは以上でーす。
 
 

 

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