西野亮廣のエンタメsalon

西野亮廣エンタメ研究所の過去記事を中心にアップしてます

2022年03月18日のエンタメ研究所の過去記事

おはようございます。
花粉症に大敗し、今はシュノーケルを付けて街を歩きたいキングコング西野です。
#あるいはバイクのフルフェイス

さて。
今日は「子供達にエンターテイメントを届け続ける仕組みづくり」というテーマでお話ししたいと思います。

「こんなことをやろうと思っています」という話ではなくて、「こんなことをやります!」という事後報告です。
#さっき決めました

 

エンタメに触れられない子達もいる

大前提として僕は、「韓国人はー」とか「中国人はー」といった感じで、国籍ごとに扱いを変える考えには反対で、(VIP戦略などを除いた)一切の差別をウンコだと思っています。
 

なので、支援先は「国」も「立場」も問いません。
困っている人や、傷んでいる人や、弱い人に手を差しのべて、その結果、巡り巡って女の子からモテたら本望です。
#実にシンプルな売名行為であります

毎月、会員数分の絵本を配る(※余ったら翌月に持ち越し)『えんとつ町のプペルこどもギフト』という活動を続けているのですが、今週は、中国の小学校と、中国の病院に絵本『えんとつ町のプペル(中国語版)』を届けてまいりました。

☆『えんとつ町のプペルこどもギフト』はコチラ→ https://salon.jp/child_gift
 

絵本を届けた後は、支援者の皆様に活動報告(絵本を受け取った子供達に様子)をさせていただいているのですが、今回は重い心臓病を患っている子供達が入院している病院(関係者以外は立ち入れない)への寄贈だったので、お医者さん(ご家族?)が写真を撮って、送ってくださいました。

下に貼付した写真は『えんとつ町のプペルこどもギフト』の活動報告記事から勝手に拝借したものなので表には出さないでいただきたいのですが、この写真を見て、「もっと精力的にやりたいな」と思いました。

 

僕自身、これまでに何度も会ってきましたが、世界のあらゆる地域で、貧しくてエンタメに触れられない子供達や、病院から出られずにエンタメに触れられない子供達がいます。

女の子からモテたくてたまらない“世界のNISHINO”こと「下半身の塊」が、そんな子供達や、その御家族を見てみぬフリをするわけがなく、昨夜から「子供ギフト以外にも、何か良い方法が無いかなぁ」と考えていました。

そんなこんなで、ここからは「解決編」です。
 


CHIMNEYTOWNクリエイティブキャンプ

主婦の皆さんが、何をしている時も「家庭」のことが頭の中にあるように(いつもありがとうございます!)、経営者や個人事業主やクリエイターは、何をしている時も「仕事」のことが頭の中にあります。

ディズニーランドに行っている時も、海水浴をしている時も、全てを忘れて楽しむことなどできず、常に頭の中には「こんなことをしていて、大丈夫かな?」という不安めいたものがあったりします。
#病気だと思います

仕事の問題を常に抱えている人と、「そんなことは忘れて、今は楽しみましょー!」と言えちゃう人は、どちらが正しいわけでも、悪いわけでもなく、水と油の関係で、そこを混ぜてしまうと「こんな時まで仕事、仕事、仕事! 仕事と家族どっちが大事なのよっ!」という衝突が生まれたりします。

僕ら完全に「仕事の問題を常に抱えている側の人間」なのですが、そんな人間から言わせていただくと、「どっちも大事だよ。だけど、仕事の問題&不安を片付けないと、全力で楽しめないんだよ…」というのが本音です。
#女々しいぜ

そのクセ、気分転換に旅に出たかったりするので厄介です。
リフレッシュとインプットと、仕事の環境を変えるのが目的です。

そして、こんなことを言うと家族に確実に怒られるのですが(※家族がいなくて良かった。。)、「旅に行くなら、私たち家族も連れてってよ」と言われても、「家族旅行は家族旅行でやるので、ここは一人で行かせて!」というのが、多くの経営者、個人事業主、クリエイターの本音だと思います。

ちなみに、僕が結婚しない理由はそこにあります。
旅に出るのに、家族にイチイチ断りを入れなきゃいけないのは気が狂っちゃう。

そんな中。

二年前(コロナ前)に、蜷川実花さんと、田村Pと三人でインド旅行に行ったんです。

この旅が、ものすごく良くて、皆、各々やることがあるから、「常に一緒」じゃないんですね。
同じ宿に泊まってはいますが、昼間は別々に合同していて(各々の仕事をしていて)、夕食の時にグループLINEに「ちなみに、僕は今、この店で飯を食ってまーす」と投げて、都合が合えば集合。合わなくても構わない。

CHIMNEYTOWNのスタッフと海外に行く時もこの感じで、基本は現地集合で、各々の仕事を各々やって、夜、時間が合えば酒場で待ち合わせして「今日は何してたの?」と情報交換。
「あのミュージカル行ってきたけど、面白かったよ」「へぇー。明日、行ってみるわ」みたいな感じです。

そんなノリの人達しかいない夕食会なので、その席で仕事の話をしても、誰も煙たがられません。むしろ、大好物です。
よその業界の問題&解決策は、自分の仕事に転用できることも多いので。

そんなこんなで…
#前置きが長くなりました

経営者、個人事業主、クリエイターを対象としたCHIMNEYTOWNのクリエイティブキャンプをやろうと思います。
#CHIMNEYTOWNのスタッフさんからすると初耳です

1つの宿に集まって(現地集合)、昼間は別行動で、各々、仕事をする。
数名で合流してランチに行きたい人は行く。
散歩したい人は散歩。

そして、夕食の時に全員集合。
そこで、「今はどんな仕事をしていて、どんな問題と向き合っているんですか?」と情報交換。

もちろん西野もそこに参加します。

宿は、サロンメンバーさん宿を使って、コロナで死にかけているサロンメンバーさんの支援。

そして、クリエイティブキャンプの参加費から宿代を抜いたお金は、国内外の子供施設(病気)への絵本寄付に全額充てる。

こうすれば、
仕事ははかどるし、
サロンメンバーさんの宿を応援できるし、
子供達の支援もできる。

30人ぐらいで貸しきれる宿をお持ちのサロンメンバーさんがいらっしゃったら、コメント欄まで御一報ください。

自分の取り分と、皆の取り分をキチンと設計しながら、子供達の支援を続けていきたいと思います。

最後に『えんとつ町のプペルこどもギフト』のリンクを貼っておくので、興味があるかたは是非、ご参加ください。

現場からは以上でーす。

【追伸】
サロン記事の感想を呟かれる際は、文章の最後に『salon.jp/nishino』を付けてTwitter(本アカ)で呟いていただけると、西野がネコのようになついて、フォローさせていただく場合がありますので、感想よろ!

えんとつ町のプペルこどもギフト』→ https://salon.jp/child_gift

 

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