2020年06月04日のエンタメ研究所の過去記事
6月4日(木) ※6月6日以降は『いいね』を押さないでください。
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おはようございます。
さて。
昨日、一昨日と、ずいぶん踏み込んだ「経営」の話をしたので、今日は少し趣向を変えて、『もっとサロンメンバーと仕事をしていこうと思います』というお話をしたいと思います。
映画『えんとつ町のプペル』の制作の進捗状況を共有しておきたいと思います。
昨日は声優さんのキャスティング会議がありました。レコーディングのスケジュールは8月とのことで、「いよいよだなぁ」といったところ。
昨日の会議を受けて、これから各声優さんにオファーを出させていただくのですが、現時点で決定しているのは(※これはナイショですよ)、煙突掃除屋の少年「ルビッチ」のお父さんである「ブルーノ」役の声です。
担当してくださるのは『立川志の輔』師匠。
映画『えんとつ町のプペル』は、この「ブルーノ」の一人語りで大エンディングを迎えるのですが、ここは「音楽」が大仕事をする場面だと見ています。
映画が公開されたら、ラストシーンで「あ~、西野が言ってたことは、こういうことかぁ」とニマニマしていただけると嬉しいです。
そんな映画『えんとつ町のプペル』ですが、現在、脚本の【英訳】も同時に進めております。
もちろん、今年12月の日本公開後、海外に展開していく予定です。
今日は、その海外展開に関係のある話です。
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▼ 絵本の海外展開って、どうなってるの?
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現在、僕は、いくつかの国で絵本を出版しています。
絵本の版権を海外に売る方法はいくつかあって…これまで僕たちがやってきたのはイタリア・ボローニャなどで開催されている絵本の見本市(スッゲーでかいイベント)に出展して、そこで、いろんな国の出版社と交渉し、出版を決めています。
イベントとしては結構面白いのですが(※世界中の作品とバチバチやり合えるので)、ただ、こういった世界的な見本市は年間に数回しかありません。
くわえて、今年は(下手すりゃ来年も)コロナの影響でイベント中止が相次ぐでしょう。
もちろん、ここで、「あー、残念だねぇ」と指をくわえる西野ではありません。
個展会場では絵本が飛ぶように売れます。
「おみやげ」として買われるわけですね。
つまり(会社としては)絵本が出ている国には行きやすいんです。
行く理由があるんです。
自分達の活動も広めやすいし、その国の出版社さんの売上にも貢献できるので。
「どうせ個展をするのなら、絵本が出ている国でやろう」
となりますし、今後は、
「どうせミュージカルを仕掛けるのなら、絵本が出ている国でやろう」
となるでしょう。
『その国で絵本が出版されている』というのは、その国に行く「とっかかり」として、結構強かったりします。
フランスは、まさに。
ところがフランス版の『えんとつ町のプペル』は、イタリアやニューヨークの見本市の会場で交渉し、出版を取り付けたわけではありません。
『えんとつ町のプペル』に惚れ込んだフランス人女性が、娘さんと協力をして(自主的に)出版社を回り、フランスでの出版を取り付けたのです。
僕らがエージェントさんを雇って、「フランスで版権を売ってきてー」と言ったわけではないんです。
一組の親子の仕業なんです。
それが、エッフェル塔の個展まで繋がったんです。
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▼ これじゃん!
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見本市の再開を待つのは僕達らしくありません。
そんな中、幸い、オンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』には6万3000人のサロンメンバーさんがいて、海外組も少なくともありません。
もう、お察しだとは思いますが、ここからは海外メンバーさんへの「お願い」です。
あなたがお住まいの国の出版社に、『えんとつ町のプペル』の出版を掛け合っていただけませんか?
交渉してみて、手応えがありそうなら、コチラまで御一報ください↓
出版が決まれば、「エージェント」として、絵本の印税の数%を受け取っていただく契約をしたいです。
ちなみに、交渉時の切り札としては、「出版を決めてくれるのなら、子供達に寄付する用に西野が1000冊買います」です。
「絵本の印税をサロンメンバーが受け取っている」という状態を作ったら、何が起こるのかを試してみたいです。
僕の海外の活動の『株』をサロンメンバーさんが持つイメージです。
企画が転がりだしたら面白くなりそうなので、ひとつ宜しくお願いします。
出版が決まれば、とりあえず飛行機に飛び乗って飲みに行きます。
世界を獲りましょう(^-^)v
現場からは以上でーす。
【追伸①】
おめでとう