西野亮廣のエンタメsalon

西野亮廣エンタメ研究所の過去記事を中心にアップしてます

2021年08月05日のエンタメ研究所の過去記事

8月5日(木) ※8月7日以降は『いいね』を押さないでください。
━━━━━━━━━━━━━
おはよっ!
モテる先輩感を出してみたキングコング西野です。
さて。
今日は『生きる選択肢をアナウンスすることと「嫉妬」のバランス』という、非常に厄介なテーマについてお話ししたいと思います。
「もはや、“西野ならでは”の悩み事じゃねぇの!?」というツッコミも飛んできそうですが、「時代を前に進める時(新しいルールを追加する)には、こんな厄介ゴトがあるよ」ということを共有しておきたいと思います。
━━━━━━━━━━━━
▼ 嫉妬とのイタチごっこ
━━━━━━━━━━━━
昨日に続き「嫉妬」が絡んでくる非常に面倒くさい話なのですが……
ゲームのルールが猛スピードで更新される時代に生きる僕らは、常に「昨日までの生き方」に疑問を持っておかなくちゃいけません。
今、「芸人やったら『ひな段』で勝負のせいやっ!」という芸人がいたら、秒死します。
生き方(食っていく方法)は常に更新され続けるので、生存確率を上げようと思ったら、当たり前ですが、なるべく多くの選択肢(食っていく方法)を持っておかないとダメだす。
要するに、「【収入源】をたくさん知っておいた方がいいよね」という話です。
コロナちゃんに襲われて、テレビのロケができなくなって、劇場出番が無くなったとしても、「ならば、○○で」という選択肢を持っている芸人と、「テレビも劇場も無くなった。オワタ」という芸人とでは、強さが変わってくるんですね。
芸人としての技量ではなく、「選択肢を知らない」というだけで、家族が守れなくなる場合もある。
なので、「こういう生き方(稼ぎ方)があるよ」という声に耳を傾けることが、とってもとっても大切です。
ただ、昨日もお伝えしたとおり、ここには「上手くいってるヤツの話は聞きたくない」という【嫉妬】がまずあります。
あとは、日本人特有の絶望的なお金リテラシーからくる「上手くいっているということは、何かズルいことをしているに違いない」という呪いもある。
なので、「こんな方法がありますよ」と説明しても、まず、説明を聞かない(と決めている)人達がいる。
だけど、「説明を聞かない人」が、そのまま食っていけなくなった時に、「説明を聞かなかったオマエが悪かったんだよ。自業自得だよ」とするのって、全然、優しくないというか…面白くないじゃないですか?
というわけで、「どうすれば、『説明を聞かない人』に興味を持ってもらえるのかな?」と考えるわけですが……その答えはもうシンプルに『売上』なんです。
芸人の楽屋でも、テレビでも、飛んでくる質問は「それって、いくら稼げるの?」なんです。
そこで、「上手くやれば稼げる」という確認がとれたら、一気に動きます。
皆がYouTubeに流れたのも、(コロナ禍の影響もありますが)YouTuberの収入を耳にするようになったのがキッカケです。
つまり、『説明を聞かない人』に対しては、「サービスの将来性」や「サービスの面白さ」ではなくて、「現時点での売上」こそがコミュニケーションツールになってくるんです。
そして、ここに非常に厄介な問題が潜んでいます。
━━━━━━━━━━━━
▼ 時代を遅らせる『嫉妬』
━━━━━━━━━━━━
 
 
 
 
研究所の売り上げなどについて書いてありました
公開不可とのことです
 
 
 
 
 
 
くれぐれも、今後も、サロンの中では、売上から何から全て公開します。
耳を傾けていただけると幸いです。
現場からは以上でーす。
 
▼オンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』入会はこちら ↓↓↓