西野亮廣のエンタメsalon

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2022年01月14日のエンタメ研究所の過去記事

さて。
今日は「『株(権利)を持つ』を考える」というテーマでお話ししたいと思います。
これからの時代のエンタメ業界の報酬設計(お金の流れ)についての話ですが、エンタメ業界以外でも転用できる業界があると思います。

 

新作歌舞伎『プペル ~天明の護美人間~』のお金の話
 
隔離生活がようやく終わり、昨日、新作歌舞伎『プペル ~天明の護美人間~』を観に行ってまいりました。
詳しい感想はコチラ(https://chimney.town/3989/)に書いたので、また時間がある時にでもお読みください。
 
ザックリと一言で言うと「良かった」です。
(※「音量をもう少し上げてもいいかも…」という提案は制作チームに投げました)

Twitterでお客様の感想を拾っていると、時々、「今の歌舞伎って、こんなに凄いのね!」という声があったりします。
作り手としては、とても嬉しい感想なのですが、照明や美術セットを観て「今の歌舞伎」という感想を持たれたのであれば、それは少しだけ認識がズレていて……正しくは「今の歌舞伎は…」じゃなくて「プペル歌舞伎は…」だったりします。

くれぐれも、「今の歌舞伎」を否定しているわけではありません。
「ちょっと、種類が違んです」という話です。

どこがどう違うかと言うと、「絵本原作」というのもありますが、それより何より決定的に違うのは「予算の作り方(予算のかけ方)」です。

これはサロンメンバーさんなら馴染みのある話かもしれませんが、「チケット代&グッズ代」の売上げだけでは、ステージ上に、あんな世界を作り出すことはできません。

あの手この手で(チケット&グッズ代以外で)予算を作って、ようやく、あの世界ができるわけですね。

…んでもって本題はここからです。
(※ここから先の話は一年後も公開しないでください)

 

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ただ、「株主」もピンキリで、「株を買ったから応援する人」と「株を買ったけど動かない人」がいるので、そこは慎重に。

現場からは以上でーす。

 

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