西野亮廣のエンタメsalon

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2020年12月23日のエンタメ研究所の過去記事

12月23日(水) ※12月25日以降は『いいね』を押さないでください。
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こんにちは。
仕事場にいたチビッ子か「クリスマスにハロウィンソングが流れるのは変だよ」と言われたので、「お前何も分かってないな。あの曲の二番の歌詞は『♪クリ、クリ、クリスマス、クリっクリ、プペル~』だから」と嘘で返した直後に、なんだか、とんでもなくエッチなことを言ってしまっているような気がしたキングコング西野です。
さて。
映画公開まで【あと二日】と迫った今日は、『勝負どころで定石を踏む』というテーマについてお話ししたいと思います。
昔からサロンに入ってくださっている方からすると馴染みのある言葉(目新しさのない打ち手)が出てくると思いますが、その理由も含めてお話ししたいと思います。
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▼ 何の為に空振りしているのか?
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今年6月。
支援させてもらったホリエモンロケットが海に落ちた時にもお話しさせていただきましたが、僕の成功と失敗の定義は「データが取れたか、否か」です。
データが取れたら成功!
データが取れなかったら失敗!
これ以上でもこれ以下でもありません。
ニュース(世間)は宇宙空間に到達しなかったことを指して「失敗」と報じましたが、どっこい、海に落ちたロケットからはたくさんのデータ(原因)が取れたので成功です。
野球で喩えると、一部のケースを除いて僕は、初球で(確実に)打てる球が飛んできた時にバットを振りません。
打てることが分かっている球を打っただけなので、データが取れないからです。
これは「実験チャンス」の無駄遣い。
せっかくツーストライクまで見逃してもらえて、せっかく「打率3割で御の字」という条件ならば、10打席中7打席は実験をした方(データの獲得に充てた方)がイイ。
じゃあ、何の為に空振りを続けて、何の為に10打席中7打席を実験に充てて、何の為にデータを取り続けているのかというと理由は一つ。
「9回裏ツーアウト満塁で打席がまわってきた時に、確実にホームランを打つ為」
です。
僕の場合、それが今です。
これまでの実験結果を総動員させるタイミングが今です。
『意味変』という言葉がここで出てきた理由は、そんなところにあります。
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▼ 映画を意味変する
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かつて西野は「ヒットの裏には意味変(いみへん)有り」という言葉を残しました。
たしかに、
ビックリマンチョコ』は【シール】としてブレイクし、
『90年代のCD』は【インテリア】としてブレイクし、
『AKBのCD』は【握手権】としてブレイクし、
絵本『えんとつ町のプペル』は【おみやげ】【ギフト】としてブレイクしました。
「そのコンテンツが本来持っている意味を少し横にズラして、新しい需要を生む」というのが、『意味変』の基本的な考え方です。
初級編としては、「×コミュニケーションツール」で考えていくと答えが見つかりやすかったりします。
「Tシャツ」×「コミュニケーションツール」→『BALEHENGANA(バレヘンガナ)Tシャツ』
「美容室」×「コミュニケーションツール」
→『えんとつ町の美容室(CHIMNEY)』
……みたいな感じです。
この公式に『映画』を当てはめてみて、「映画×コミュニケーションツール=?」を考えます。
映画のどの部分を、どう切り取れば、映画が『コミュニケーションツール』になるのでしょうか?
ことオンラインサロンにおいて、それは『客席の可視化』が一つあると思います。
サロンメンバーさんの中には「サロンメンバー(共通言語・共通思考を持った人)と繋がりたい」というニーズがあります。
話が合う者同士で同じモノを見て、その後に、カフェか酒場に流れて、「あそこは、ああだよねぇ~」と話したいわけですね。
このニーズに関しては、今年の1月におこなった舞台『えんとつ町のプペル』で既に確認済みです。
「9回裏ツーアウト満塁」という局面では実験を捨てて、こういった「結果が出ている打ち手」を打つべきだと僕は考えます。
そんなこんなで、12月26日と27日の『映画 えんとつ町のプペル』を「サロンメンバーさんの待ち合わせ場所」に意味変してみたいと思います。
下記のスケジュールをご覧ください。
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西野亮廣の舞台挨拶スケジュール(12月26日、27日)
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(*詳細は各劇場の公式サイトにてご確認ください)
【12月26日 (土)】
▼9:05の回上映終了後 
《TOHOシネマズ上野》
▼10:20の回上映終了後 
《TOHOシネマズ日本橋
▼13:25の回上映開始前 
《TOHOシネマズ日本橋
【12月27日 (日)】
▼8:35の回上映終了後 
《TOHOシネマズ流山おおたかの森
▼11:40の回上映開始前 
《TOHOシネマズ流山おおたかの森
▼12:15の回上映終了後 
《 TOHOシネマズららぽーと船橋
▼15:20の回上映開始前 
《TOHOシネマズららぽーと船橋
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こちらは西野亮廣の12月26日と27日の舞台挨拶のスケジュールです。
この回に来られるサロンメンバーさんを可視化したいと思っております。
そして、「おお。あの人が行くのなら、行ってみようかな」という流れを作ってみようと思います。
…というわけで、上の舞台挨拶の回に参加される方は、コメント欄(ご自身が参加する回)に返信する形でお名前を御記入ください。
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【※例】
【12月26日 9時5分の回(TOHOシネマズ上野) 】
(返信)↓
③田村有樹子
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※前の方の返信(コメント)をコピペして、ご自身の名前を(頭に番号を入れて)追加してください。
一般のコメントは、コメント欄に【コメント枠】を設けますので、そちらに返信する形で宜しくお願いします。
コメント欄が見にくくなるのは辛いので、コメント欄には基本、8つのコメント(スレッド)しかない状態を保ちたいです。
なので、以上のルールを守らないコメントに関しては削除させていただきます。
今日は「勝負どころで定石を踏め」というテーマでお話しさせていただきました。
「革命家、革命家」と称されますが、意外と堅実な男です。
そんなこんなで、これから六本木ヒルズ(光る絵本展の設営)に行ってまいります。
近くにおられる方は、お立ち寄りください。
たぶん、メッチャ綺麗です。
現場からは以上でーす。
【追伸】
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