西野亮廣のエンタメsalon

西野亮廣エンタメ研究所の過去記事を中心にアップしてます

2021年07月19日のエンタメ研究所の過去記事

7月19日(月) ※7月22日以降は『いいね』を押さないでください。
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おはようございます。
日本行きの直行便がないらしく、どうやら、一旦カナダに飛ばされることをさっき知ったキングコング西野です。
さて。
今日は『西野亮廣が数年後に仕掛けるエンタメの種まき』について、お話ししたいと思いましす。
役に立つ話でも何でもありませんが、「やりたいコト」がまた見つかったので、(まだ固まり切っていないフワフワしている状態ではありますが)皆様に共有したいと思います。
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▼ エンターテイメントに生きる
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ラスベガスに来てからは本当に毎日ショーを観ています。
メジャーなショーは勿論、小さなテント小屋でおこなわれているショーや、エロ&バカなショーなど、手当たり次第。
ブロードウェイが「ミュージカルの街ならば、ラスベガスは「サーカス・大道芸・マジックの街」で、どちらの街も本当に大好きです。
これだけのシャワーを浴びていると、「エンターテイメントの世界共通語」から目を背けるわけにはいかなくなってきます。
漫才やコントではないソレに対して、「僕は日本人だから、できないよ」という白旗をあげられる性格じゃないんです。
もう、知ってますよね?
あと、いろんなショーを観ていて、「手も足も出ない」と思ったことは一つもありませんでした。観劇後に抱いたのは「メチャクチャ最高だったけど、これなら本気で頑張ったら作れる」という感想でした。
「勘違いだ」と言われちゃうかもしれないのですが、このあたりの見積もりを誤ったことはありません。「できる」と思ったやつは、本当にできるんです。
「世界に通用するアニメーション映画を作る。作れるし」と言った時も、「勘違いだ」と言われましたが、頑張ったら作れたよ。
んでもって、「“できるのに”やらないのもアレだなぁ」と思ってきちゃって……結論を申し上げますと、僕は今、『サーカス』を作りたくなっちゃってます(笑)。
11月に日本武道館でやる学校イベントの『サーカス』ではなくて、パフォーマー達がピョンピョン跳び回る方の、本当の『サーカス』です。
よく聞いてください、サロンメンバーの皆様。
気をつけてください、スタッフの皆様。
西野亮廣がまた変なことを言い出してますよ。
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▼ サーカスを作ろう
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一流のパフォーマー達の技に酔いしれている日々ですが、ポールダンスにしても、ジャグリングにしても、技のパターンには限りがあります。
パフォーマー達は、一流の技術はドレスコードとして持っていて、あとは「どう魅せるか?」というところで競っています。
「演出」や「世界観」の世界線です。
んでもって、よくよく考えてみたら、そこは結構、僕の得意分野です。
どんなキャラクターで、
どんなビジュアルで、
どんな街で、
どんな音楽が流れていて、
どんな物語なのか?
ずっと、それを作っている人間です。
ここまでの文章を読んで、今、皆さんの頭に浮かんだアイデアは『えんとつ町のプペル×サーカス』ですよね?
もちろん僕も考えました(笑)。
「えんとつ町」は高低差のある町なので、そもそもサーカスと相性が良さそうです。
「煙突掃除屋達の空中ブランコ」なんて、鉄板じゃないですか(笑)
テント内をプラネタリウム(星空)にして、プペル&ルビッチにエアリアル(天井から吊り下げた長い布で空中を飛び回る演目)をやったら、観客総立ちでキュンです。
「絵本→映画」「絵本→ミュージカル」「絵本→サーカス」は、全然あると思います。
こんなもん、とっとと実現に向けて動き出した方がイイに決まっているので、スピード&スモールスタートです。
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▼ 完成図をイメージしてもらうことが大事だよね
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これは、どの仕事でもそうですが、仲間を増やす時の一番の方法は(先日もお伝えしましたが)「完成図をイメージしてもらうこと」です。
えんとつ町のプペルでサーカスを作りたいので、手伝ってもらえませんか?」と言ったところで、「いや、そもそも、お前、サーカスなんて作れるの?」という疑いを持たれて終わりです。
「この船に乗ると、大体、あの辺りまで行ける」とイメージしてもらうことが大切で、それには「素材」が必要です。
「西野がサーカスを作ったら、大体、こんな世界になります」というポートフォリオ(自己アピール素材)です。
イラストではなく、動画(2〜3分)の方が説得力があるでしょう。
となってくると「えんとつ町」のセットを作る必要が出てきますが、2〜3分の素材の為だけにセットを作るのはなかなか厄介…と思っていたら、今、ゴリゴリに「えんとつ町」のセットと作っているところでした。
ファミリーミュージカル『えんとつ町のプペル』のステージセットです。
ミュージカルは基本、夜公演なので、朝&昼は、あのセットがガラ空きなんですって。
「えんとつ町のセットで、2〜3分ぐらいのパフォーマンス動画を撮りたいなぁ」と思ったタイミングで、「えんとつ町」のセットが空いてることなんてあります(笑)?
エンタメの神様(坂田利夫)が「やれ」と言っているに違いありません。
「サーカスのパフォーマンス動画の撮影を観れる権」を販売して、その売り上げを全額、ミュージカルの製作費にプレゼントすれば、一石二鳥。
ミュージカルのプロデューサー陣も、キュンです。
そんなこんなで、まずは協力してくださるパフォーマー(ジャグリングなど、地上演技のパフォーマー)さんを探してみたいと思います。
自薦他薦は問いません。
11月中旬に日本にいる方で、どなたか素敵なパフォーマーさんを知りませんか?
素敵な人がいたら、ソッコーでナンパします。
コメント欄までお願いします。
完成までは少し時間はかかりそうですが、サーカスを作ってみようと思いまーす。
現場からは以上でーす。
 
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