西野亮廣のエンタメsalon

西野亮廣エンタメ研究所の過去記事を中心にアップしてます

2021年08月29日のエンタメ研究所の過去記事

8月29日(日)※8月29日以降は『いいね』を押さないでください。
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おはようございます。
日曜日の今日は仕事の話をお休みして、とくにゴールを設けず、とりとめのない文章をダラダラと綴りたいと思います。
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▼ いろいろ諦めて、エンタメに生きる
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毎日毎日、朝から晩まで……チョット仮眠して翌朝まで、アトリエに籠っています。
才能が無いのか、要領が悪いのか、目標を遠くに設けすぎたのか(たぶんコレ!)、やれどもやれども仕事は片付きません。
おかげで、僕の代わりに海や山で遊んでくれる人や、僕の代わりに美味しくご飯を食べてくれる人に課金して、その様子(写真や動画)を観て、癒されています。
…あ、そうそう。
このまま駄文が加速する前に CHIMNEY TOWNのインターン生にお願いがあります。
まだ公表していませんが(なのでナイショだよ)、9月2日に『映画 えんとつ町のプペル』を再上映するニュースをリリースします。
制作委員会からメディアの皆さんにリリースする時間がまだチョット分からないのですが、たぶん早朝だと思います。
今回の再上映の情報リリースに合わせて、(オリラジ藤森君に協力していただいて)60秒C Mを作ったのですが、もし、メディアの皆さんへの情報リリースが早朝ならば、『西野亮廣エンタメ研究所』の公式YouTubeチャンネルの方で情報リリース当日の【朝7時】にプレミア公開(動画を公開する日時をあらかじめ設定)する手配を進めておいてくださいな。
その際、タイトルとサムネイル画像は『キンコン西野から大切なご報告』とし、「映画の再上映のお知らせ」とは分からないようにしておいてください。
んでもって、動画公開から3日後に、動画のタイトルとサムネイル画像を「『映画 えんとつ町のプペル』の再上映が決定!」に差し替えておいてくださいな。
当日(9月2日の朝)は、一人でも多くのお客さんとプレミア放送の「チャット」で盛り上がれた方が楽しいので、プレミア放送のセッティングは、なる早でお願いします。
一人でも多くのお客さんに「リマインダー設定」しておいてもらった方がイイじゃん。
(※リマインダー設定してくれたお客さんには、動画公開の30分前にお知らせがいくよ)
よろしくでーす。
インターン生への業務連絡が終わったので、話を戻します。。
昨日もお伝えしましたが、英語吹き替え版の『映画 えんとつ町のプペル』の完成試写がありました。
近々発表できると思いますが、僕らの世界戦は本格的に始まっています。
そんな中。
今、僕らの主題になっている「自分達が作ったエンターテイメントを世界中に届ける為に何をすればイイのか?」が、世間一般の「共感」から乖離していっていることをヒシヒシと感じています。
僕がYouTubeの再生回数に興味が持てない理由もきっとココ。
そこには、「多くの方に共感いただけるテーマに時間を割いてしまうと、世界は獲れない」というジレンマがあります。
「製作費に100億円をかけるシルク・ド・ソレイユに立ち向かうには?」という話を、自分ゴトとして聞ける人は、なかなかいません。
結果を出せば出すほど、課題が浮世離れしてしまい(生活感を失い)、「自分には関係ないや」を生んでしまう。
4年前に出したビジネス書『革命のファンファーレ ~現代のお金と広告~』では、「商品を届ける為にはどうすればイイのか?」という話をしていて、きっと、当時はまだ「共感」の中にいました。
その時点では「目的地」がたまたま重なっていたのです。
だけど、当時、目的地のように見えたそこは「通過点」で、今は、もっともっと遠く、
海の向こうに向かっています。
目的地が変わると、手段も変わってきます。
「それだと生活していけるかもしれないけど、世界は獲れないじゃん」という言い分を、
「世界は獲れなくてイイから、生活していきたい」という人にぶつけるのは間違っています。
「上」も「下」も、「偉い」も「偉くない」も、「正解」も「不正解」も無くて、ただ「目的」が違うだけ。
どこで道が分かれたのか、どこで欲が抑えられなくなったのか?
今はもう覚えていません。
一つ確かなことは、「一緒に話せる人が減っている」ということ。
頑張れば頑張るほど、「共感」から離れていって、自分が熱く語れる内容は、皆のトークテーマにならない。
頑張れば頑張るほど、人里を離れ、アトリエに籠る時間が増えます。
ここは、まぁ、諦めなきゃ始まらないんだろうなぁと思っています。
ご安心ください。
結構、割り切れています😁
共感されないスピードで走っていると、時々、全然違う方角から、
僕と同じように共感されないスピードで走っている人がやってきて、
「あ。あなたも、上手くやれないタイプの人?」
みたいな乱暴な出会いがあって、その出会いに救われています(笑)。
でもって、「もう、このまま前に進むしかないよね」と意気投合します。
「帰る港もありゃしねぇ」といったところです。
あら、まぁ、こんな時間。
少し喋りすぎてしまったわ。
まとめますね。
今日の記事の下心を白状すると、
「課題が乖離していっていることは自覚しているけど、でも、まぁ西野は『ハウツーの人』でもなければ、『共感を集めて食っていく人』でもなくて、『作品を生んで、エンタメで世界を獲る人』なので……今後も、浮世離れした(まるで共感できない)課題をサロン内に投稿することもあるとは思いますが、あの…えっと…その時は『ああ、必死にもがいてるんだな』という生暖かい目で見ていただけると、嬉しいです」
といったところです。
一言で言うと、「これも面白がってね」です。
よろ!!!
その代わりと言っちゃあナンですが、「共感をふり払った代償」は支払わなきゃいけないと思っています。
ここは覚悟してる😁
まだ詳しくは言えませんが(なのでナイショよ!)、ロサンゼルス在住のサロンメンバーさんは、10月24日(ロスの現地時刻は10月23日)のスケジュールを空けておいてもらえると嬉しいです。
ちゃんと世界でも結果を出します。
それでは素敵な日曜日をお過ごしください。
 
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